大井 昌和
風華のいる風景 2 (2)

前回の1巻レビューに続きまして、2巻レビューです。
根底を流れるまったりとしたいい感じの雰囲気はそのままに、
話の展開は最終話に向けて、少しずつ風華のほうへシフトしていきます。

個人的お気に入りは第13話「100円のつかいかた」。
風華と、第1話に登場した舞ちゃんがデパートの屋上で出会うお話です。
第1話もお気に入りで、どうやら自分は舞ちゃんのキャラに惹かれているようです。

そして第12話「恋空間」。
2巻のトップバッターなお話です。
年の差とか、子持ちとか。これも第1話からの流れです。

第19話「決戦は日曜日」あたりからラストへ向けて走り出し、
最終話(第21話)「誰にでも起こる奇跡」で、
作品タイトルにそぐう形で風華が話を〆ます。

――「誰かと出会えたことが、奇跡なんだよ。」
                        (帯コメより)