昨年4月に馬堀小学校と統合された走水小学校。
教育安全常任委員会の所管事務調査として、閉校後の施設維持管理等について説明を受けました。
旧走水小学校は、海に面し、東京湾を一望できる素晴らしいロケーションにあります。
「蛍の里」をはじめとする豊かな自然にも恵まれ、横須賀でも貴重な場所です。
これまでもドラマや映画のロケ地として利用されるなど、多くの魅力を秘めています。
閉校後も、震災時避難所や選挙時の投票所、地域の身近なスポーツ・レクリエーション活動の場として活用されており、市は施設の維持管理を継続しています。
一方で、施設の維持には年間約500万円の維持管理費が必要とされる一方、現在の収入は観光協会へロケ地管理を委託している使用料(月額10万円)のみとなっています。
こうした状況を踏まえ、現在は「走水小学校跡地活用検討協議会」が設置され、建物や敷地を今後どのように維持・活用していくかについて、地域住民や関係団体を交えた検討が進められています。
令和7年2月から計6回にわたり協議が重ねられ、令和8年3月には、地域の想いや今後の方向性をまとめた「検討結果報告書」が横須賀市へ提出されました。
打ち出された活用コンセプトは、「海と学び、人が交わる。走水・みらいキャンパス」。
東京湾に突き出すように建つ校舎の立地を生かし、臨海学校や水産研究ラボなど「海と自然の学び舎」としての機能を核に据えながら、多世代が交流できる居場所づくりや、映画・ドラマなどのロケ地としての活用も提案されています。
今後、市では施設の「お試し利用(トライアル)」を実施し、実現性の高い活用方法を検証するとともに、地域との意見交換を重ねながら、具体的な活用策を検討していく予定です。
私は、ここを**「海洋教育・自然体験・防災・交流」をテーマとした「横須賀オーシャンキャンパス」**のような拠点へ発展させる可能性もあるのではないかと考えています。
海に学び、自然と触れ合い、人と人がつながる――そんな横須賀ならではの新しい交流拠点として育てていくことができれば、大きな魅力になるのではないでしょうか。
市民の大切な財産だからこそ、「維持する」だけでなく「活かす」という視点が重要です。民間の知恵やノウハウも取り入れながら、地域活性化と持続可能な施設運営の両立が図られるよう、私も今後の取り組みを注視し、積極的に提案してまいります。


