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病気のこととか

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手術までの数日、敢えて積極的に調べようとはしなかった。
でも病院においてあるフリーペーパーとか読んじゃう。
持ってきたDVDも、何も考えず見れたりハッピーエンド物がほとんど。
そんな感じだから、担当医からの説明も真剣に考えたりはしなかった。

医:「胃の上部と食道の下部に病変が見られます。この状況だと、胃の全摘出になります。」

誰かが言ってた。
「胃は、取ってもまた出来てくる」って。
まあ、実際はそんな訳があるはずもなく、胃の機能は永遠に失われる。
でもその時は、そこまで考えて悲観的にはなっていなかった。

医:「お腹を開いて病変を取り除きます。でも、場合によってはそのまま閉じることもあります。」

この意味もあんまり気にしなかったけど、今思えば・・・って感じ。
あとは、合併症とか色々話されたけど、あんまり頭に入ってこない。いや、入れないようにしていただけかも。
取り敢えず、手術が終わってから。
それからの事は、そのあと考えるって思っていた気がする。

病棟では、ゆったり過ごせた。
初めて食べる病院食にも興味津々。
食事時間にはちゃんと席に戻ってるという。
小学生かっ!
因みに、胃がある状態で最後に食べたのは梅干しだった。

シャワーも浴びれた。
空調は整っていたけど、やはり夏場だったのでありがたかった。
手術前日には、湯船にお湯はって入れた。

そんなこんなだけど、手術日前日の夜は不安が襲ってきた。
まあ、仕方ないよね。
一日後には、全然違う世界になってしまうのだから。
今までと同じようなことができるのか。
今までと同じように笑えるのか。
そんなことを考えながら、眠りについた。