( 今日は長いブログです。
お時間あります時に 読んでいただけたら幸いです。 )
昨年のお米で
自然栽培米 純米酒 つくっていただく事に なりました。
白藤酒造さんの事、2月10日に紹介させていただいたブログへリンク→
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先日 輪島の白藤酒造さんへ
家族で 行き
私のお米の 【仕込み風景】を見学させていただきました。
人生で 初めての酒造見学
しっかり写真撮って 皆さんに 伝えようと思いました。
お店が定休日と 聞いていて
白藤さん ご夫妻だけかなと 思って行ったら
【蔵人 ( くらびと ) さん】たちが 仕込みの最中でした。
私は、笑顔から 緊張感の塊に・・・
事前に
能登杜氏さんのドキュメンタリー映画 『一献の系譜』を観たからです。
真剣な表情で 酒蔵で働く方々
職人の世界
目の当たりにしました。
私の昨年の お米を洗い
浸水する作業の最中でした。
白藤さんに お話を 聞くと
『家には 冬の間は 帰らず 酒蔵で暮らしているそうです。』
話を聞いて 改めて 24時間 酒づくりと 向き合う 大変な お仕事なのだと感じました。
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白藤さんは 飯米(コシヒカリ)だけでの 純米酒づくりは
初めての経験で
もう 何個も 御苦労があると お話聞きました。
その1つが 【酒米】と【飯米】の違い。
酒米は 簡単に言えば パラパラで くっつかず
⇒ 麹菌が 均一に。
飯米(食べるお米)は 粘り気が あり 粒と粒が 一部くっついています
⇒ 麹菌が 均一に出来づらいそうです。
他にも いろんな 御苦労を 聞きました。
視察の帰り際に 奥さんが お見送りしていただけたのですが
『 あまり恐縮しないでくださいね。 本当に良い機会をいただいたと思っていますので。』
白藤さんの人柄を あらわす言葉でした。
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自然栽培の純米酒
1つの樽で 作るそうです。
白藤さんにとって 初めての挑戦であり 1発勝負なのだな...と 見学させていただき 感じました。
正直 書きますと
写真撮りながら 話聞かせていただいたのですが・・・
『これが 自分のお米なんだ・・・』という想いで あまり観る余裕がありませんでした。
都会から 移住した私にとって
お酒づくりをしている現場は ワクワクとも違うし 美しいという言葉で 簡単に表現しても失礼で
【凛】厳しくひきしまっている様子という言葉が 1番合うのかな・・・
朝の光が入り 凛とした空間でした。
蔵人さんは 2人は 冬場以外は 漁師
1人は 冬場以外は 塩づくりをしているそうです。
働く方の能登らしさも 感じられた日でした。
(追記)
今夜
妻に
『最初に 白藤さんと出会ったのって いつだった?』 と聞きました。
『初めて能登に来た時だよ。』 と 妻
(妻は 私のお米のお客さんで
2013年4月 輪島へ 友人と2人で 田んぼの見学に来ていただきました。)
田んぼ視察後 輪島のある古民家の飲食店で 夜ご飯を一緒に食べました。
食事後、家へ帰ろうと思ったら
『お酒 買ったから一緒に飲みましょう!』
妻と友人に声かけられ
初めて お客様と一緒に お酒を飲みました。
今 気づいたのですが
私が 最初に 妻と一緒に飲んだ お酒でした。
妻たちは ぶらり能登(地域の無料 旅雑誌) で 試飲できると見た
白藤酒造さんへ行って 試飲 お土産で買ったそうです。
初めて 会ったばかりなのに・・・
一緒に 楽しい時間を 過ごせました。
( あの時の お酒が 白藤さんのお酒だったとは・・・
恥ずかしながら 私 妻に言われるまで 覚えていませんでした。 )
もしかしたら
お酒で 打ち解け 今が あるのかもしれません。
白藤さんのホームページには
【人と人を繋ぐ酒を創りたい】と書いてあります。
白藤さん ありがとうございます。
改めて 思った夜でした。
今日のブログは 昨夜 3月16日 金曜日の夜
1人で 白藤さんの純米酒 晩酌して書きました。
輪島にいると 不思議なぐらい 人との関わりを考えます。
不思議なくらい ご縁を感じます。
不思議なくらい めぐり合わせを感じます。
白藤さんが 挑戦した 自然栽培 純米酒で
お酒を飲む瞬間 幸せになってほしいです。ワクワクしてほしいです。
大切な方への 贈答用でも
もし 宜しければ ご検討いただけた幸いです。
大切な方を想う気持ちをつなぐ 純米酒になっていただけたら
生産者として これだけ嬉しい事は ありません。
私のお米で作った 【もろみ】
米麹(こめこうじ)
浸水状況を 分析する 白藤さんの ご主人
たくさんの ご苦労の先の 今回の 自然栽培米 純米酒づくり
9代続くこと 改めて 凄いなと 本当に凄いなと 表面的な言葉でしか 伝えられないけど 思います。