昨日ご近所の方から・・・
桃をいただきました。
しかも河内長野の小山田産です。
当方の大阪狭山市の南にある町ですので、、、ご当地物という感じです。
大阪狭山市は、”大野ぶどう”というぶどうが有名で!!
山手に行けば、いっぱい畑とお店があります。
最近いろんな番組で、さまざまな食べ物が紹介されるようになりました。
ご当地物がもっともっと有名になってくれたら嬉しいです。
ちなみに今朝方こちらの桃をいただきました♪
イッツ、ジューシィー!でした。
それと、程よい甘さと食感がいいです。
朝からではありますが、なんかホッとします。
ホッしている場合ではないんですけどねぇ~
お盆休みが近いので、仕事をつめないといけませんから・・・
ところで、持ち込みの縫いP加工のご依頼がありました。
ネットを見て来ていただいたそうです。
このブログもほとんど毎日書いているので、いろんな検索に引っかかるかもしれませんが。。。
しっかり情報が伝わっているか?いつも心配ではあります。
今回は、”巻き込み式縫いP”で!のご依頼です。
縫いP加工の工法自体が、当方で3パターンあることを以前にお話したことがあります。
ほとんどが差し込み式という工法で加工されているお店が多いので!!
お客さんから”巻き込み式”での指定があることは、よほど事前に情報を集めてておられる証拠です。
そんなことで、ネットを見てきてくださったとのことですから。。。
まんざら当方のブログも”役立たず!”というわけではなさそうで。。。ちょっと、嬉しいです♪
巻き込み式縫いPとは?
ご覧いただいたとおり、ソールを当て革で覆います。
つまり、アッパーとソールの両方の保護を行うために用いる工法です。
差込み式では、この写真の部分がソールを露出したものになります。
こちらから針を通して、ソールを上下の当て革で挟むようにして縫い上げていきます。
高い縫製技術の他に!
釣り込み技術という、靴の製造に必要な技術も合わせて必要になります。
均等に釣り込めていないと、最後のほうでネタが落ちないようなことになってしまいます。
全体を見据えて、バランスの取れた力配分がポイントです。
こんな感じですかねぇ~
後は、アッパーを縫い付けて!補強を施して!
それから・・・
コバガネを打ちつけで出来上がりです。
このコバガネも、以前にお話したことがありますが・・・巻き込み式縫いP加工用に!!
自分で特別にした処理を加えたものです。
ちょうどいいので、この件に絡むことですので少しお話させていただきます。
P革自体は、スパイクを守るためのものです。
それをよりフィット感や軽さを加え進化したのが縫いP加工です。
ですから、巻き込み式縫いP加工も!あくまでスパイクを守りスパイクの耐久性を高めるためのものです。
勘違いしないでほしいのは!!
差し込み式から巻き込み式に変えたところで。。。
P革自体の耐久性があがるわけではありません。
逆に、先に見ていただいたとおり!ソールを覆いますので、地面とP革の接触部分が多くなり、P革自体の耐久性は悪いかもしれません。
つまり、P革がスパイクの変わりに破れるわけなんです。
結果、スパイク本体の耐久性はあがることになるわけですが・・・
できるだけ、黒土などのいいグランドでのご使用をお話しているのもその関係です。
また、本来はプロ仕様のものですので。。。
破れたら、スパイクがいたむ前にまたP革を張り替えるのが普通です。
また、コバガネ自体も・・・ソールを当て革で覆っておりますので、、、打ち付けないのが普通です。
でも、お客さんのご要望でこちらの工法を指定された場合。。。
少しでも耐久性があがるようにと!!市販のコバガネに手を加えて打ち付けているのが現状です。
一般的に出回りにくいのは、、、
加工に非常に手間と技術を要することと!
一足のスパイクで、何度も縫いPを張り替えられる方も!そういう認識の方も少ないこと!
それがおもな理由だと考えます。
ご来店いただいてご相談いただいた場合は、そういう隠れたお話もさせていただいております♪
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