当方は、外部からの湯揉み型付けのみのご依頼は、承っておりませんが・・・
こちらは、持込のグラブで今より柔らかくしてほしいというご依頼です。
お客様には、上記のことを伝え”型付けではなく修理”として、マシーンで叩くのみという内容をご理解いただいた上でお預かりいたしました。
わかる方にはわかるとは思いますが・・・ご覧いただいたとおり、失礼ながら典型的な素人様の型付けです。
これでは、ボールは取れません。ポイントをいくつか上げておきます。
1、先ず、親指のそりの角度が違います。しばらく使っているとポリ芯が折れるでしょう!
2、4本の指が異常に内側に折れております。ボールの入る入り口が狭くなりグラブが開きません。
3、ウエブ部分と他が硬くグラブが手のように動きません。
4、オイルの塗りすぎです。重くなっています。
5、すでにウエブ下に、取り癖が出来ており全体の紐がしまっておりませんのですぐに型崩れを起こすでしょう。
6、その他もろもろ・・・
型を決めてしまうことを、型付けだと勘違いしておられる典型的な例です。
当方は、型付けとはグラブに関節をつけることとお客様にはお話しております。