きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
一昨年まで9年間続けていた梅干し作りのレッスン。
多い年には20人くらい受講してくださって、今になれば楽しい思い出です。
毎回、体力と時間の勝負でてんやわんや
疲れたなんて言っている暇もなくて、あの時は無我夢中で準備していました。
梅は自然の生り物ですのでレッスン日を予め決めることが出来ません。
発送した日に連絡が来ることがほとんどなので赤紫蘇の準備が大忙しなのです。
昨春、義父が亡くなったこともあり、昨年は自宅の分だけ仕込みましたが梅干し作りの
リクエストがたくさんあったので「今年最後」と心に決めて開催しました。
日程の調整や精神的、体力的にも年々厳しくなり定員を減らして開催してきました。
そして、毎回、梅干し作りのレッスンは受講料と材料費がトントンくらい。
今年は持ち出しが発生してしまいましたそれでも梅干しは伝えたいと思っていました。
しかし、今年でちょうど10回目でキリもよいですし、母の梅干し作りを充分にお伝え出来たと
思っています
レッスンでは赤紫蘇を揉みだす手前までの下処理を私が一人で行っているため改めて
記録しておきますので、今まで参加してくださった方の参考になりましたら幸いです。
赤紫蘇は早朝に採ったものを当日発送していただき、翌日の午後に届きます。
箱を開けると赤紫蘇の香りが部屋いっぱいに広がって「夏が来た」と感じます。
大きなテーブルに紙を敷き詰めて、箱から少しずつ赤紫蘇を出して紙の上に。
蜘蛛や毛虫がいたり、葉の裏に卵がついていたりするので目を凝らしながら、茎から
1枚ずつ丁寧に丁寧に葉をちぎります。
今回のレッスンでは5名の方に参加していただき皆さんと自宅用合わせて2時間半くらいは
掛かります。
慣れているので作業は早いです。そでれも、休みなく続けて2~3時間。
20人近く受講していただいた年はどうしてたんだろう
赤紫蘇500gで葉は300g前後です。200gは茎の部分なので使いません。
購入する際は気をつけてくださいね。
ちぎり終えたら葉を洗います。
「軽くひと掴み分」くらいずつ行います。
白いボウルを使うと砂や毛虫がよくわかります。
水を出しながら手でシャカシャャ揺すって砂や虫を払うような感じで行い、一旦ザルに移します。
このときは必ず葉を持って、ザルへ移します。ボウルごと持ってザルにザーっと移すと砂が
葉の上についてしまいますので面倒でも葉を掴んでザルへ移してください。
そして、もう一度、繰り返します。
ちなみに赤紫蘇の鮮度が悪いと水が紫や赤茶色っぽくなります。
2回終わったら水切り籠で水分を飛ばします。
この時は洗った赤紫蘇を半量ずつ行っています。
梅干し5kg仕込む際に赤紫蘇のこの作業は25~30回行っています。
今回は15kgでしたので100回近く回しました。右腕パンパン
そして、短時間ですが干して、更に水気を飛ばします。
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