きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
エレガンスクラス修了生を対象とした新講座がスタートしました。
7回の講座と7回の特典がついた「きものまわりのい・ろ・は」です。
過去に1dayレッスンで行っていたものをカリキュラムに取り入れ、更に内容を充実。
過去に受講してくださった方もいらっしゃるし、今回はwayoriで学んでくださった方限定
ですので受講生の持ち物、好み、技術や知識のレベル、着物の着用シーンなども
把握しています
そのため、各回の内容を直前まで考えて、ピンポイントで受講生に響くような講座に
しています。
初回は長襦袢について知識を深める講座で次のような三部構成です。
①私物を見ていただきながら知識を深める
②皆さんがお持ちになったものを見ながら、実際に使ってみた感想などを聞く
③デモンストレーション
今日は①について記事にします
長襦袢だけでA4紙が2枚以上に写真やイラストはなしで文字が端から端へつらつらと。
長襦袢だけでそんなにあると思われるかもしれませんが正直書き足りないくらいです。
私の長襦袢の9割以上は反物から仕立てたものです。
好奇心で既製品の麻混や化繊のものを買っていますが別の意味の好奇心で反物から
仕立てたものが増えました。
40,50着くらいになりますでしょうか。
好奇心旺盛ですのではじめてお願いする呉服屋さんでは基本はお任せです。
どのように仕立て上がってくるのか興味津々
和裁士さんによって本当に違うのです
全てお任せ(丸投げ)して、仕立て上がった長襦袢を比較検証するのは楽しい
このように30年間、コツコツと積み重ねて得た知識をこの講座では惜しみなくお伝え
していきます。
正直、深すぎついていけない方もいらっしゃるかもしれませんが学ぶ機会がそもそも
ないと言っても過言ではないような講座ですので楽しんで聞いていただきたいです
前半の「① 私物を見ていただきながら知識を深める」では、このようなスタイルです。
長襦袢の素材や形の種類はたくさんあります。
呉服屋さんで相談して購入される方はお勉強しながら選択できます手近なところから
入門したいと考える方はどれを選べばよいのかです。
先ずは、長襦袢の本来の役割を知っていただきます。
次に「では、反物からマイ寸法で仕立てをお願いしようかな」と思ったら、その前に
知っておくことをお勉強。
実物を見ながら、素材、形、色、柄、格式などを知っておくと呉服屋さんへ行っても
「あーもう、何だかわかならないのでお任せしまーす」となりません。
また、仕立てに違いについても予め知っておいて、「これだけは譲れない」ということが
あれば、仕立てに回る前にきちんと確認しておくことも大切です。
お仕立て方は和裁士さんによってかなり違います。
私の事例ですが、関東衿になってた、衣紋抜きは使わないのに付いていた、三河芯が
ついていて衿が硬すぎる、地衿が共布だった、居敷当てが後付けになってる・・・など。
他にも背縫いの始末、身八口の始末、単衣の袖口の始末、衿肩明きの補強の始末など、
見比べてみると全く同じ長襦袢(細かく指示したり、同じ和裁士さんのもの以外です)は、
ありません。
「そんなの嘘だわ」と、もしかしたらこの記事を読んでくださる和裁士さんが思われるかも
しれませんが本当です。
私の長襦袢が実際にそうなのです
更に、暑さ対策や透け対策もお勉強。
6・7・8月以外に長襦袢で暑さ対策をされる方が増えてきました。
見えないようで見えるのが長襦袢です
どのよう工夫の仕方があるのか、メリット・デメリットについてお伝えしました。
最後は半衿についてです。
最近は白無地ばかりですが、20代の頃は白無地をほとんど付けませんでした。
刺繍衿をMax300枚は所有していました
(決して半衿フェチではありません。同じように帯揚げ・帯締め・履き物・和装バッグ・
羽織物・簪など1000本ノック並みに徹底して購入比較したくなるのです)
20代の頃は着物や帯の手持ちがまだまだ少なかったので母の着物を借りることも
ありましたし、40代になっても着られるように渋い色の着物を誂えることありました。
そのような着物たちは半衿で可愛らしくしたり、アンティーク感を醸しだしたり、
とことん粋にしたり・・・若いからこそ何でも挑戦できるし、今こそしないともったいないと
思っていました。
衿元は人の視線が直ぐに集中するところでもありますので、季節に合った柄や色を
選ぶと会話のきっかけにもなります。
手持ちが少なくても、着付にまだ自信がなくても
半衿のお陰で着物で出掛けるのが楽しかった~
しかし、付け方が上手じゃないとかえって逆効果
目立つ分、慎重かつ丁寧につけるように心掛けていたことが今でも身についています。
本当はもっとじっくり見ていただきながら話したいくらいでしたが駆け足でした
火曜クラスの装いです。
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