「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジ」がなんと富山で開催されました。
富山大学五福キャンパスをメーン会場に著名人約170人による医療や芸術、政治、経済、食文化など興味深いテーマの110講座が繰り広げられました。
約1万4千人の受講生が各講座に分かれて、第一線でご活躍の文化人の言葉に聞き入りました。
私は1時間目は作家の林 真理子さん、元タカラジェンヌ姿月 あさとさん、建築家の松岡 恭子さん、東大名誉教授で文化人類学者の船曳 建夫さんらによる「女たちよ、正直に恋を語ろう」を受講しました。
皆さんご結婚されているので結婚後の恋愛は、公の場でいくらなんでも話せませんよね。
過去の恋愛話しや結婚の経緯などでした。
印象的だったのは、船曳建夫さんで昨年は100日海外へ旅をされたそうです。どういう女性で自分の人生は彩られたか?どういう女性と恋をしてきたか?と、パリではあの女性と過ごした時間に思いを馳せたと披露されました。著書の「旅する知」の帯に、「人はなぜ旅に出るのか?異なる場所を知りたいだけでなく、異なる時間を生きたいのだ。」の見出しに惹かれ、思わず購入してしまいました。
松岡 恭子さん、船曳建夫さん、姿月 あさとさん、林真理子さん 登場
写真を撮るのは禁止と放送される前に撮った貴重な写真ですよ(笑)
2時間目は(株)ザ・アール会長の奥谷 禮子さん、品川女子学院校長の漆 紫穂子さん、東大名誉教授の船曳 建夫さん、東大名誉教授でコミュニケーション工学者の原島 博さんらによる「女が男より長生きする理由」を受講。
動物は子孫を残すことに大きな意味があり、目標があるとモチベーションが上がり人の為になっているということが長生きに繋がります。定年退職後の年齢は65歳~80歳の15年間を18歳~33歳と考えて生きると良いとのアドバイスにはなるほど。
漆さんは、教育者の経験から祖父や祖母と同居している子供は穏やかな子が多い、見守って褒めてあげると子供は自己肯定してよい方向に伸びるので、老人は生きているだけでよいのですと。
奥谷さんってどんな方だろうと思って受けた講座でしたが、やはり仕切り方など男性そのもので迫力がありました(笑)
3時間目は料理評論家の山本益博さん、すきやばやし次郎の寿し職人で90歳の小野二郎さん、鰻屋野田岩五代目の86歳の金本兼次郎さん、蕎麦職人たなか店主90歳の田中國安さんらによる「270歳職人仕事」を受講。
長く仕事を続ける秘訣にはお三人共、「自分の仕事を好きになる」ということでした。人生を楽しむと長生きできるとも。
小野二郎さんは、オバマアメリカ大統領は、苦手なウニとアナゴ以外の寿しを19個当日お食べになられたお話しを披露されました。マスコミのオバマさんは2個ほどしか食べられなかった記事はウソだったのですね(笑)
終了後、受講生との記念撮影に応じられ和やかな雰囲気でした。小野さんと私も握手をしていただきましたが、とてもきれいな柔らかい手でした。
4時間目は経済評論家の勝間和代さん、元東京都知事で作家の猪瀬直樹さん、元大蔵省官僚で嘉悦大学教授の高橋洋一さん、SNS(株)ファウンダーの堀江貴文さんらによる「陰謀伝説エピソード1」を受講。
とにかく面白かったです。人生にはまさかが起きるのです!
「上り坂、下り坂、まさか」備えあれば憂い無し。
取り調べを受ける事になったら、まずは優秀な弁護士に依頼することなど実体験に基づくお話しには説得力がありました。
19時から始まる夜楽には三枝 成彰さんや女優の川島 なお美さん、京都吉兆の徳岡 邦夫さん、原島 博さん、富山県知事石井 隆一さんなどと日本料理を食べながらの歓談でした。
それにしても吉兆の徳岡さんはお相撲さん体格で、もう少しお痩せになられた方が…。
やはりこれだけの著名人には普段お目にかかることはできないので、刺激的でした。ここでは書けないいろんな裏話しもお聞きできて、心楽しい1日となりました。
5日からリフレッシュ休暇と研修を兼ねてバリ島の旅に出ます。
お土産話しをお楽しみに♪



