先週は富山経済同友会今年度最後の定例会が開催されました。

元内閣総理大臣、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長森喜朗さんをお招きし、『北陸新幹線開業までの50年』の演題でお話しを伺いました。
モナコから帰国されたばかりだそうで、少しお疲れのご様子でしたが、よもやま裏話に引き込まれました。


森 喜朗さん講演会






冒頭は、オリンピックの話題から。

今組織委員会は東京都庁14階に事務所があり、200名の職員が働いていますが、来年には1000人、オリンピック前年には8万人の職員になります。
いわば8万人の社長になる訳ですとのお話しに、会員からは驚きの声と拍手が起こりました。


43年間の国会議員生活の中で40年間、北陸新幹線開業の運動に明け暮れられたそうです。
「新幹線は政治そのものです。」と苦労されたエピソードの数々には感動を覚えました。
前中沖富山県知事の熱意も伺い、政財界人皆の情熱と志で3月14日開業の運びになったのだということが、よく分かりました。

改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。





懇親会 ソプラノ 澤山昌子さんと富山県ふるさとの歌を熱唱


最短で東京富山間は2時間8分で行けるようになります。
日帰りも十分可能になり、ビジネスばかりか子供達も東京で遊んで帰って来れるということで、いろいろな対策が考えられています。
富山県民は何とか金沢まで素通りされることなく、富山駅、黒部宇奈月温泉駅、高岡駅に下車して観光していただけるようにと願っています。

新しい新幹線に乗車したらまず愛おしく座席を撫でたいと思います。




さて、爆弾低気圧で全国いろいろな被害が報告されていますが、黒部も横殴りの雪や凄まじい雷の音で恐かったです。
私も以前ホワイトアウトを高速道路で経験したことがあり、ハザードランプ、ライトを付けてチョロチョロ走りました。
生きた心地がしなかったことが思い出されます。


寒い毎日で運動もままなりませんね。手足は冷えていませんか?
血流が悪くなることが大きな要因の一つです。
鮭・牡蠣などの魚介類や、赤身肉(ヒレ・もも肉など)、人参など根菜、ニラなど青菜、玉ねぎ、納豆・豆腐など大豆製品、味噌、麹類、ヨーグルトなどをしっかり食べましょうね。
それに加えるオススメ生薬は血流を良くする「紅花」です。
山形県の特産物ですが、あらゆる料理にパラパラと振りかけてどうぞ!




カキのソース焼き紅花かけ


<材料4人分>

紅花……小さじ2
カキ……450g
調味料A
 酒……大さじ1
 塩……小さじ1/4
 溶き卵……1/2個
 しょうが汁…小さじ1
・片栗粉……大さじ2
・サラダ油…大さじ1.5
調味料B
 トマトケチャップ……大さじ2
 ウスターソース……大さじ1.5
 しょう油……小さじ1
 砂糖……大さじ1/2
 タバスコ……少々

<作り方>

(1) カキは塩水で振り洗いし、水気を切り調味料Aに15分ほど漬けて下味をつける。カキの汁気をふいて片栗粉を薄くつける。

(2) フライパンを熱し油をなじませ、カキをキツネ色に焼き、皿に取る。調味料Bを煮立て、カキを戻し入れ、鍋を揺すりながらからめる。

(3) 器に②を盛り、紅花を散らす。

   (写真のように野菜を加えても)


紅花(こうか)
キク科のベニバナの管状花。
食味=辛、食性=温。
用途:フラボノイド、カルシウム、β-カロテンなどにより、体を温め、血液浄化作用、活性酸素除去作用があり、冷え性、生理不順、更年期障害によい。



今晩の夕飯はこれで決まりですね(笑)