講演、教室を終え、やっと富山に戻ってまいりました。
9月13日(土)に開催された第4回日本中医学会学術総会にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
私も会の先生方に大変よくしていただき、無事講演を終えることができ、ホッとしています。
緊張でしたが、お話しに笑ってもいただけて、和漢膳の魅力をお伝えすることができて、幸せでした。
終了後、K製薬会社医学研究室?におられる若い女性から「薬膳にとても興味を持ちました。生薬について研究をしていますが、漢方薬の未来や可能性についてどう思われますか?」と質問を受けました。
若い研究者には、「当帰芍薬散」は、認知症の予防に有効と認められたり、「大建中湯」は、大腸がんの抗がん剤の副作用緩和に用いられ、便秘にも良いことがアメリカの学会で認められたりと、これから益々漢方薬は高騰する医療費の削減に寄与すると思います。
未来は明るく、どうぞ益々ご研究にお励みくださいとお答えしました。
今回も台湾や中国から大勢の大学の先生方がご出席になられており、盛況な会でとても勉強になりました。
北日本新聞東京支社より取材を受け、分かりやすく的確な文で、和漢膳を過分にご紹介いただきました。嬉しいですね。
庭のナツメの木が、実をつけました。秋が日一日と深まりますね。
鉄分、ミネラル豊富で、秋バテにオススメ!
さぁ~、たまってしまっている新刊本を読んで、秋の夜長を楽しむとしますか。


