今回の旅の目的の一つが、「大市」のすっぽんを食べる事です。
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7時にしか予約が取れなかったので、時間潰しに京都市内を散策しました。
四条通りを通って、先斗町へ。




四条通り



先斗町


面白い漢方薬局を見つけ、しばし店内を見て回りました。
お馴染みの生薬が飾られています。

阪本漢方堂



店内


漢方薬がずらり



興味津々









久しぶりに錦市場を歩きました。活気があって、色々な店に所狭しと商品が並び、嬉しくなります。


錦市場




京野菜の漬け物



珍しい紅芯大根



京都市内の薬膳カフェを見つけて、パチリ!


ちょうどお腹もほどよい空き加減で、京都北野のすっぽん料理屋「大市」へ行く時間になりました。
「大市」は江戸中期に創業してから約330年もの間、なんと17代続いた老舗です。
国際薬膳食育学会理事の西本先生も食べに行かれたのことで、とても楽しみです。


すっぽん料理「大市」前にて



「大市」中庭


中庭を通り、小部屋に案内されました。

小さな部屋がいくつもあります。

乾杯!ワクワク

付きだし すっぽん生姜煮


先ずはすっぽんの生姜煮。
少々私には味が濃いように感じます。次はどんなすっぽん料理が出るのかと期待しましたが、すぐにお目当ての鍋でした。
コークスで約2000℃に近い高温に熱し、一気に炊きあげるそうです。
熱々のすっぽんは、とてもやわらかく美味です。
ネギは?と探しましたが、すっぽんのみでした。



大市のすっぽんは浜名湖の養殖場で育てているそうで、大市専用の養殖池があり、その広さは50メートルプールで約410個分の広さだそうです。
自然の沼地に近い環境で3年もの間飼育され、選び抜かれた「すっぽん」のみを調理するのだそう。


すっぽん鍋




皿によそったすっぽん


もう一度一口位に切った骨付きのすっぽんがぐつぐつ煮えた土鍋で出されます。
最後はそのすっぽんのスープに御飯とお餅を加え、鶏卵でとじた雑炊。
九条葱の小口切りが添えられたら、もっと美味しいのになぁ~。
野菜好きで彩りを大切にしている私は、思わず口走ってしまいました。
香の物も、お昼の「ちもと」の方が美味でした。



鍋2つ目





餅入り雑炊

デザートは半分に切った「紅まどんな」が、皿にドンと。
う~ん??
葛餅か、わらび餅なんぞが添えられていたら嬉しかったなぁ。
ちなみにこれで一人前2万うん千円なり。
まぁ、明日の活力みなぎり、元気な自分が楽しみと店を後にしました。



デザート 

後日談:残念!やはり天然冬虫夏草入り「黒力」ほどのスタミナ体感は、すっぽんでは感じませんでした(笑)