志摩観光ホテルは真珠の養殖で有名な英虞湾に面する賢島に建っています。
今年亡くなられた作家の山崎豊子がこのホテルを贔屓にされていたそうで、華麗なる一族の舞台としても知られています。
また皇族の三重宿泊の際にはこのホテルが使われていて、いわゆる宮内庁御用達ホテルでもあります。


地元の上質な食材で作られたフランス料理が供され、特にアワビのステーキや伊勢海老のスープが看板メニューとして有名です。
尊敬する高橋シェフが腕を奮っておられた頃、アワビのステーキをいただきましたが、あまりの美味しさに感動したことがついこの間のことのように思い出されます。

着替えて直ぐに夕食のテーブルに着きました。



カンパイ!期待に胸いっぱい。



伊勢海老・鮑テリーヌ 野菜サラダ添え






伊勢海老クリームスープ



口直しのシャーベット


黒鮑ステーキ 2食ソース

牛フィレ肉ステーキ きのこのシャスールソース

ジャガイモのパレット添え


デザート


朝の美しい眺めに、しばし見入ってしまいました。


英虞湾の朝焼け



部屋からの眺め


屋上にて


朝食は和食を選びました。
まろやかなお味で美味でした。
薬膳粥とあったので注文しましたが、何の生薬入りか分からずお尋ねすると、蓮根をすりおろして炊いた薬膳粥ですとの事。
蓮根が生薬?う~ん!薬膳はプチブームなのでしょうか。
きちんとした薬膳粥をお出しして欲しく、無料でプロデュースしたくなりました(笑)



朝食


薬膳粥?(蓮根粥)


期待が大きかった分、以前宿泊した時よりサービス、雰囲気、料理の味も今ひとつのように感じました。



全コースのラウンドは時間的に無理でしたが、英虞湾を眺めながらのゴルフを楽しみました。





至福のひとときを過ごしたツケは帰り2時間の渋滞が待っていました。
その日に帰り着くことができませんでしたが、不思議と疲れはありません。

新宮にお参りしたという満ち足りた安らぎ感に包まれました。