庭の紫陽花が色づき始め、蒸し暑くなってきました。
もうあっという間に6月となり、1年の半分が過ぎようとしているのですね。
国際薬膳食育師養成講座2級が始まりました。
今回から、新しい試みとして土曜日・日曜日とさせていただき、密度の濃い講習会となっています。
北海道から長崎まで全国から42名の生徒さん達が受講されています。
お陰様で、沢山の受講希望をいただき、キャンセル待ちという状態で本当に嬉しい限りです。

1回目は、目に良い和漢膳です。
少しだけご紹介しましょうね。



メンターけいこのおいしいトーク

1日目 授業の様子

メンターけいこのおいしいトーク
2日目
メンターけいこのおいしいトーク
実習 楽しいクッキング♪
メンターけいこのおいしいトーク

目のドクターとゴルフのラウンドをした時にも、
「是非サングラスをかけてプレーしましょう。でないと白内障になりやすいですよ。」
とアドバイスを受けました。
目は皮膚よりも紫外線を受けやすいのです。
気恥ずかしいですが、今年からスポーツ用のサングラスをしてラウンドしています。
コンピューターやテレビゲーム、スマートフォンなどで目を酷使することが多いからでしょうか、目が重い、痛む、チカチカするなどの不快症状を訴える人が増えています。
和漢膳(漢方)では感覚器と臓器とは密接な関係があると考えますが、目に関係の深い臓器は「肝」です。
目の疲れなどの症状は、「肝」の機能が落ちていたり、「血」が不足しているときに出やすい症状なのです。
オススメは、「肝」を健やかにするシジミなど貝類やクコの実(枸杞子)です。
薬膳食材のクコの実は、ナス科のクコの果実で秋に赤い実をつけます。βカロテン、ビタミンB群、Cや鉄、ミネラルなど15種類以上の成分により、疲労、頭痛、目の疲労、美肌に有効。また最近、糖質を阻害する成分ステロイドアルカロイド配糖体を含むことが分かり、注目されています。
目に良いだけでなく、糖尿病予防やダイエットに良いというのは嬉しいですね。
暑くて食欲が無い時も、不思議とそうめんやざるそば等の麺類は、のどを通ります。
板倉の最初の作品になりますが、クコの実や疲労回復に良い高麗人参が入った「だししょう油」でツルツルと召し上がってみて下さいね。
だしを取って冷やす手間もいらず、好みの濃さに水を加えていただくだけで、美味しいめんつゆの出来上がり!
『鶏南蛮とろろそうめん』はいかがですか。


目と口に美味しい元気をいただきま~す!


『鶏南蛮とろろそうめん』

<材料4人分> 
・そうめん(乾)    300g
・長芋         5㎝
・オクラ        10本
・ネギ         1.5本
・鶏胸肉        150g
・片栗粉        適宜
・サラダ油       大さじ1
めんつゆ
・水         2カップ
・だししょう油    1/2カップ
・煮きりみりん    大さじ1弱
・七味唐辛子      適宜

<作り方>
(1)

そうめんはたっぷりの熱湯で歯ごたえよくゆがき、流水で洗う。
(2)

・長芋は皮をむき千切りにする。
・オクラは塩をまぶし、塩ひとつまみ入れた熱湯で色よくゆがきうす切りにする。
(3)

・ネギは3㎝長さに切る。
・鶏肉はひと口大の斜めそぎ切りにし片面のみ軽く塩、こしょうをし、片栗粉をうすくつける。
(4)

テフロンのフライパンにサラダ油少々をなじませ、ネギをころがしながら焦げめがつくまで焼く。次にサラダ油を追加し、鶏肉を両面焼く。
(5)

合わせためんつゆに④を入れる。
(6)

①のそうめんと②は混ぜる。
器に1人前ずつ盛り、⑤の鶏南蛮めんつゆにつけていただく。好みで七味唐辛子をかける。


メンターけいこのおいしいトーク

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