10月は神無月といいますね。

やおよろずの神様達が島根県出雲大社に出掛けるため、全国各地の神社は空っぽになるといわれます。

神様方は何のために集合するかとの云われは、縁結びの相談や各地の新米を持ち寄り、酒造りをするためだという諸説があります。


秋晴れの中、運動会やイベントが各地で開催されていると思いますが、神様は留守ですので、各自いつもより気を付けて行動しましょうね。


雪国の富山は、10月、11月は絶好のゴルフシーズンです。

なかなか「百獣の王(110)」前後からスコアが良くならない板倉ですが、大きな原因の一つはパターにあります。入らないのです!腕の悪さをさて置き、オデッセイやキャメロンなどいくつパターを変えたことか(笑)

思いあまって先日のコンペでは、父の形見のアメリカ製のパターまで試す有様。それが、不思議なことに実によく入って決まったのです。

ゴルフ好きの父でしたので、まだゴルフがしたかったのかなと複雑な気持ちになりました。高校時代に父に連れられて、ゴルフ練習場に行きましたが、その頃はテニスに夢中でしたので、それっきりになりました。

あの時から続けていれば、今こんなに苦労することはなかったろうにと反省しきり。一緒にラウンドできたら父はどんなに喜んだことだろうと神妙な気持ちになります。また骨董パターを連れて行きたいと思います。


父は大酒飲みでしたが、81歳まで長生きできたのも毎朝母が欠かさず作る味噌汁にもあったのではと思います。

私の朝の目覚めは台所から聞こえてくるトントントンというまな板の音と味噌汁の香りでした。味にうるさい父でしたので、味噌汁のだしにもこだわりました。前日に鰹節を削るのは長女の私の仕事でした。よくよそ見をして、親指の爪を一緒にかいて痛い思いをしました。夜に頭を取った煮干しと昆布を漬けておきます。朝、沸騰直前に煮干しと昆布を取り出し、鰹節を加えてこし取り、だしの完成です。四季折々の野菜たっぷりの美味しいお味噌汁でした。


味噌汁を「おみおつけ」といいますね。漢字で書くと「御身御汁」。「饌」は選ばれた食べ物ということですので、おみおつけは「体を作るために選ばれた食材の入った汁の食べ物」という意味になります。

味噌汁は吸うものではなく、食べるものなのですね。

味噌は大豆を発酵させて作りますので、タンパク質やイソフラボン、豊富なビタミン、ミネラル、ボケの予防によいレシチンも含まれる栄養豊かな食品です。

高血圧や糖尿病など生活習慣病を予防するのに、味噌汁が大変役に立つということがわかります。


仕事を持つ女性が多くなり、家庭料理の60%以上がインスタント加工食品で占められていると言われます。

せめて、味噌汁一品だけでもお母さんの愛情のこもった手作りであって欲しいと思います。

料理は「愛」ですもの。



メンターけいこのおいしいトーク
ナツメ入り味噌汁(和漢膳)
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