先ごろ、富山市でNHK「きょうの料理大賞」東海北陸ブロック大会の収録が行われました。
スタッフ、カメラマンなどのクルーは名古屋、東京から見えました。
昨年に引き続き審査員のご依頼を受け、きょうの料理編集長の小林さんとタレントの彦麻呂さんで臨みました。
おからを使った作品など身近な食材を使っての料理はどれも力作揃い。
通しのリハーサルは1度ありますが、食べて直ぐ感想のコメントや審査のポイントなど本番はアドリブで答えなければなりません。
お二人のお上手なこと。食のリポーターが多い彦麻呂さんの軽妙で温かな視点でのコメントには聞き惚れてしまいました。
私は緊張でいつものダジャレが出ず、しばらく落ち込みましたが・・・。料理アシスタントも学院のスタッフ、生徒で務めましたので、中部地方の皆さま放送を見てくださいね。
今年は新しい型のインフルエンザが猛威をふるうと予想されており、世界中でワクチンの備蓄が始まっています。
ウイルスの種類は200種類以上あるといわれ、予防が難しい病気です。
ウイルスは乾燥した環境を好み、路上や床で1、2日は生きているといわれます。
ウイルスは尖った形をしていて湿気や水分に合うと丸くなり着床しづらくなりますので、手洗いやうがいが効果があるのです。
風邪のひき始めは消化しやすい糖質中心の粥や麺類など温かいものを食べましょう。
薬膳食品でおすすめは、皆さまお馴染みのしょうがです。
生薬名を生姜(しょうきょう)といいます。
しょうがは、成分のジンゲロンやショウガオールに、発汗作用や解熱効果、吐き気を鎮め、頭痛を和らげる働きがあります。
ゾクッと寒けがしたら、器にしょうがスライス3~5枚とハチミツ大さじ1を入れて熱湯を注ぎあつあつを飲み、いっ時も早くお休みください。
熱があるときの特別バージョンは、冬虫夏草、金銀花、エキナセア、貝母、しょうが、ニンニク、大棗、黄精、陳皮を30分煎じます。もちろん冬虫夏草は食べます。
娘はこれで5歳から高校2年まで皆勤賞です。薬膳に感謝!!