運動能力の向上は、呼吸と腹部の
安定性が非常に大切です。
赤ちゃんからの
発達の流れに沿っていれば
通常であれば成長につれて
自然とできている部分でもあります。
しかし、今の子どもたちは
昔と比べて補助的なものが多く
成長を飛ばしてしまったり
外遊びが少なくて体幹が
できていないまま
育ってしまい、その状態で
運動やスポーツをしてしまうので
思ったように身体を動かせない子や
早くから怪我が絶えない子も多いです。
「もっと運動能力を向上させたい!」
「怪我をしにくい身体をつくりたい!」
そんな方へ、今回は
赤ちゃんからの成長を通して
大事な部分をお伝えします。
通常であれば以下の順番で
呼吸や体幹が安定してきます↓
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①産声(横隔膜を使った呼気)
から呼吸が始まります。
呼吸をする筋肉は、
姿勢維持のため基礎となる筋肉でもあり、
姿勢筋ともいわれています。
トップアスリートは
体幹を安定させるために、
横隔膜をしっかりと
使った呼吸で姿勢を安定させ、
体幹のトレーニングに取り入れています。
呼吸をする横隔膜は
全ての運動能力の
基礎として大きく影響しています。
ここでとても重要なのが
②横隔膜とお腹の中の筋肉の働きです。
③赤ちゃんの腹式呼吸
(腹腔内圧が重要:吸って息む力)
④体幹の土台となる腹部
(お腹周り・腰部・骨盤部の安定)
の安定性の向上。
この安定性の良し悪しが、
成長後の運動やスポーツの動きに
大きく影響するため、
現状を確認して向上させることが
大切となってきます。
⑤胸郭の安定(むね周りの安定)
⑥肩甲骨の安定
⑦首の安定(赤ちゃんの首がすわる)
⑧腕・手の使い方がうまくなる
肩や腕の動きを良くするためには、
①〜⑧の体の状態を
向上させることが効果的です。
⑨上記に伴って股関節
足の動きが良くなってきます。
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野球、サッカー、などの
全てのスポーツで
足の動きが悪いのは
ついつい足だけに
注目してしまいがちですが
実は
腕の動きの良し悪しの
影響が大きいのです。
腕と足のつながりが
スムーズに連動することで
動かしやすくなるので
自然と運動能力も向上していきます。
そして
腕と足をつなぐ役目を
しているのが体幹です。
つまり
体幹が弱いと
体幹と手足の連動が
うまくいかないため
思ったように動かせない
ことが多いのです。
また、スポーツをしていて
どこか痛い
腰や首、肩や肘、
足や股関節が痛む場合
痛みはその部分だけをみて
改善するのではなく
①〜⑧までの要素と
関連づけて改善することが
必要となってきます。
運動を一時的に減らしたり、
表面上の治療をすれば、
一時的には改善します。
しかし、
腹部の安定性を
向上させていないままだと
運動を再開して継続した時に
頑張れば頑張るほど
再発しやすくなります。
上記のことから
運動機能を向上させたい時に
局部のみを意識するのではなく
その前の
呼吸や体幹の安定が
とても大事だということが
わかってもらえたと思います。
運動能力の向上
怪我をしない身体づくりには
欠かせない部分ですので
スポーツをしているお子さんを含め
今から成長してく子どもさんや
サポートする保護者の方、
指導者さんにも
ぜひ、知ってもらえたら嬉しいです
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