台湾旅行の続きです。

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邀月茶房(ようげつさぼう)から猫空駅に戻り、反対方向へ歩いて張迺妙茶師記念館に向かいます音譜

木柵鉄観音の茶畑を眺めながらゆっくり歩きます。
張迺妙茶師記念館に着きました。
一階は、茶葉や茶器を販売していて、二階に鉄観音の歴史の展示室があります。
二階は写真を撮ることが禁止されていました。
展示室に入るには、観覧料が必要で、案内人の方が英語で説明をしてくれました。
案内人の女性のひいおじいさんが、中国の福建省出身とのことでした。
いろいろな形のたくさんの茶葉の展示や、近隣諸国の茶壺の展示がありました。

猫空駅にまたもどり、ロープウェイで台北動物園駅に戻ります。

それからMRTに乗り、圓山駅に向かい学問の神様の孔子廟へ行きました。

レンガの壁つたいに歩き、右へ曲がると入り口の黌門です。
入り口の中は、緑も多くてとても落ち着く場所でした。帰国後に知ったのですが、入り口付近には桃や李(すもも)の木が植えられていて、孔子には多くの桃李(弟子)がいることを意味しています。

桃李とうりものわざれどしたおのずかけい

サロン名に桃李をつけることに決めたあと、知らず知らずのうちに訪れていたのですねニコニコ

奥の大成殿の天井は八角形になっています。
四隅にコウモリがいるのが見えますか?
こうもりは吉祥文様で
日本にも江戸時代に伝わったとされています。

漢字で蝙蝠と書きます。
こうもりは福を招くと言われていて、
「四隅にコウモリ」で
四蝠=賜福と音が同じで
福を招く縁起がよいということになります。


色使いが日本とは違いますよね。

孔子廟は、学問の神様なので、受験生も多く訪問するのでしょうね。私も今している中国茶と薬膳の勉強について、引き続きこの学問に携わっていく決心をお祈りしてきました。
売店を覗き、こちらをあとにしました。

次に訪れたのは孔子廟のすぐ隣にある、
医学の神様の大龍峒保安宮です。
医学の神様・保生大帝を祀ったローカルな寺廟です。
台湾らしく、ほかにも子宝・安産・航海・学問・商売・財運と多くの副神さまが祀ってあります。

こちらに行きたかった理由のひとつは、農業の神様の神農大帝が祀ってあるからです。
神農は変わった容貌だったそうで、頭は牛、体は人とも、お腹が透けていたとも言われていますびっくり
農具を発明し人々を狩猟から農耕へ導いた神様です。

野山を駆け巡り、日にたくさんの草を舐めて、毒性を検証し、薬草に精通していたことから、医薬の神としても信仰されています。
その時に、毒にあたると茶を飲んで毒を消していたとも言われていて、薬膳と中国茶のゆかりのある神様です。

台湾が干ばつに襲われた際、神農大帝に祈ると、雨が降り凶作が解消されたことから保安宮に祀ったそうです。

あまり知られていないかもしれませんが、興味のある方は是非行ってみてください音譜
保安宮を後にして、次に向かったのは、
MRT松江南京駅近くの豚足店です。

大通りのひとつ裏の商店街"四平街陽光商圈"にお店を構える富霸王豬脚極品餐廳さんです。
台北出身の義父にお正月に連れて行ってもらい、豚足の食べず嫌いがなくなってしまい、1人でもリピートしたいくらい気に入ってしまったお店です。
地元でも人気店なので、ランチ時を少しずらすとすんなり座れると思います。
午後は売り切れているメニューもあります。

日本語メニューを見せてもらえたので写真を撮りました。
豚ももと豚太ももが、先に売り切れました。
冬季限定の大根スープもさっぱりと美味しいです。

台湾料理は見かけは濃い色なので、味も濃いかなぁと思いますが、実は意外とさっぱりとしていて、美味しいです。お持ち帰りのお弁当を買われている人も多かったです。

豚足店を後にして、宿泊しているマンダリンオリエンタル台北は松江南京駅の次の駅なのですが、30分くらい歩いて帰りました。

ホテルに戻り、マンダリンスパに行きました音譜

台北オリジナルのフォルモサというメニューを施術してもらいましたラブ足のトリートメントが入っているメニューです。
茶色のパウダーは生姜パウダーだったかなぁ…

歩き疲れた足をしっかりほぐしてもらい、ぐっすり休みましたウインク
翌日は帰国日、どこに行こうか考えながら最後の夜を過ごしました音譜

次に続きます。

お読みいただきありがとうございます音譜