台風19号 じわりじわりと迫ってきていますね・・・
これまでにない規模の影響になるらしい
先ほど出窓の内側に段ボールを貼り付けて 家の雨戸は開けずに
テレビの台風情報を横目にPCいじっています
大した被害にならないといいが・・・ いじっているのは不安から逃れたいのもある
さて きのうはお休みをいただいて 久しぶりに おひとりさまドライブ に行ってきたわよ
かれこれ8か月ぶりねえ。。。
その時に購入して回った 温泉手形の存在をすっかり忘れていたこのわたくしめ。
前回は家族に内緒で出かけたが ゆっくり回るには 日頃頑張ってる私へのご褒美(笑) として
心置きなく回りたいと 家族に伝えてのお出かけ。
きのうは通常通りの時間に自宅を出発。
足利インターに乗る前の定番になったセブンで コーヒーと 朝食やおやつを買い北関へ
温泉手形もあるけど 八ッ場ダムの試験灌水が10月に入ってから始まったから どちらに行こうか迷ったわ・・・。
迷った挙句に 温泉手形の方へ。
栃木県は栗山ダムを除いて ほぼ全部訪れたので 今回ダムの訪問は無し。
その代わりに 前々からとても気になっていた場所があったので
温泉とともにそちらを訪れることに
まずは東北道を北上
宇都宮インターを過ぎてからは 車の量もまばらになり走行車線にほとんど車がないっていうのに
マイペースで延々と追い越し車線を走る ド阿呆な車が多いのに呆れる
覆面出てこいと思いながらハンドルを握る(笑)
那須インターで降り 初めの目的地へ。
那須疏水公園 です
近くにパーキングスペースがあるので 車を停めて・・・
コロコロ転がっていきそうな急な坂を下っていく
その途中に見えた 那須疏水旧導水路に架かる石積みの橋。
復元されたものなのか分からないけど 良い雰囲気の橋です
下りきって 先ほどの石積みの橋の上より下流側を
こちらは1905年に完成した 那須疏水 第二取入れ口です
上の鉄のハンドルと言い 素晴らしいゲートだわ
ゲートの両脇がどうなっているのかがとても気になる
ちなみに橋の上流側は このような状況です
橋を渡ると 目の前には
那珂川の清流が目の前に
夏場は 川遊びもできそうね
奥をズーム。
左側の赤いゲートのある構築物は 現在使用されている4代目の取水口。
右側に古いトンネルのようなものが見えますね
はい ズーム
これを一番見たかったの
第一次(1885年) ・ 第三次(1928年に増設)取入れ口です
もともと第一次は 岩盤にトンネルを掘っただけの取入れ口。
なので 水量の調節や土砂の流入などを防ぐ設備がなく
水害によって度々使用できなくなったのに伴い
いったん閉鎖して先ほどの第二取水口へ水を送るようにしていました
その間に川の流れが変わり 第一次取入れ口の位置に再び取り入れ口を戻し
この時に石積みのアーチを施し 下部にゲートを作った第三次取入れ口として
昭和3年(1928年)に完成し 今見ることのできる姿になりました
小学4年の時の社会科の授業で 「のびゆく足利」が副資料として与えられ
この頃から 河川の設備について興味を持っていた私。
その時の資料に 足利の三栗谷用水の歴史が載っていて
レンガだったか石積みだったか 三栗谷用水の取水口が 太田市・市場付近にあったのを覚えていたけど
大人になって見に行ってみたら 既に改修された後に訪れたようでガッカリしたのを覚えています
新旧遺してくれているのもまた嬉し
左側に見える石垣は 当時の水路の護岸かな
西へ足を進めてみます
草で見づらくなっているけど 第二次取入れ口の導水路の入り口です
那須疏水公園 の施設群の配置はこのようになっています
興味のない人には ただの広い遊び場に見えるかもしれないけど
これらは明治時代有数の規模を誇る
日本三大疏水の一つ 那須疏水 の歴史を一度に見ることのできる、
歴史的建造物マニアにとっては垂涎ものなのね
さてここだけではないのがこの私 (笑)
今度は那須疏水公園より7~8Km離れた
こちらへ移動。
どこよ・・・(^-^;(笑)
那須疏水蛇尾川(さびがわ)サイフォン出口 です
こちらは復元された旧サイフォン。
現役で活躍するサイフォンへ足を進めていくよ
途中 足元でガサガサと
蛇尾川だけに 大きなシマヘビ様のお出迎えを受ける
1.5mくらいの長さだったかな
蛇の方が怯えて逃げていったわ(笑)
迫力あります 素敵
サイフォンの下流側。
さらに下っていくと・・・
横林放水路 にたどり着きます
このゲートで 水の流れは2方向に。
ゲート下のアップ。
ダムの放水は見慣れているはずなのに
足元そばで勢いよく流れる水に 若干怖くなる
ゲートから足元の橋の下を通って北へ流れていく水。
そしてそのまま水路を流れていく水。
那須疏水探訪は ここまで
那須と言えば レジャースポットとして頭に浮かぶと思いますが
こんな探訪も楽しいですよ