子どもの頃から、コインチョコを見ると心がときめく。

お菓子の詰め合わせにコインチョコが入っていた。
久しぶりにコインチョコをじっくり手にとって見た。

フランシス・ドレイクのナイト叙勲400年記念と書いてある。

100ドル金貨。なぜポンドじゃなくてドルなんだろう?


1581年4月4日、エリザベス1世は、世界一周を成し遂げたゴールデンハインド号を訪れ、船上でフランシス・ドレークにサーの称号を与えた。
剣を肩に載せる叙勲のシーンである。


コインをひっくり返してみよう。

表面はエリザベス2世、1981年、日本製とある。

フランシス・ドレークの叙勲は1581年。400年記念は1981年。この年にこのデザインを作った、ということかな?

この美しいコインチョコを作ったのは西日本食品サービス。



ホームぺージを調べると、創業1982年9月とある。

きっと、この架空のコインは、このお菓子メーカーの創業記念、シンボル的な意味合いを持つのだろう。

日本製コインチョコにも物語があった。

今日はチョコは食べずにしばらく物語の余韻に浸っていよう。