一筋縄でいかなかった転出届 | yukiの一人歩き

一筋縄でいかなかった転出届

早めにやっておかなければと言いつつ、

つい遅くなってしまっていた郵便局への転出届。

問題点は分かっていた。

それは、私が居住者ではないということ。

私宛の郵便物があることだし、

それで証明になるのではないかと考えたのが、

これが、甘かった。

今回のような場合は、

窓口では受け付けてもらえないということだった。

郵送で届けることになった。

私の身分は、免許証で済むが、

コピーが必要になるので、

コンビニでコピーした。

積りなのに何も写っていなかった。

置き場所が悪かったようで、

白紙のB5が1枚出てきた。

普段やりつけていないと、すぐミスをする。

 

荷造りは、最終段階に入った。

最後に残っていた小さな押し入れには、

何と、私のジャケットなどもぶら下がっていた。

1枚袖を通してみたら、

何とか着られるので、良かったと思ったのもつかの間、

虫食いの跡を発見。

他のもみんなやられていて、

救い出したのは、賞状の筒2本だけ。

他の賞状は仕舞っているので、

何かと一緒に梱包することになりそうだ。

 

移動するにあたって、

食材の中で冷凍庫に入っているものもある。

保冷箱に入れて持っていく積りだが、

どうしても入りそうもないと思っているものがあった。

「くさや」である。

何しろ大きくて、他の干物の倍くらいある。

これは消費していかなければと、

夕飯の為に焼いた。

その際、魚焼きのグリルに入らないから、

頭は切らせてもらった。

凄いボリュームで、半分だけ今晩食べた。

残りは、明日か明後日になる。

ずっと、換気扇をつけていたが、

それでもいい香り?が充満してきて、

丁度、雷雨が激しい時で、

表に匂いが出ても誰も気が付かなかったろうと、

雷の音を伴奏に食べながら笑った。