今 思うと
離婚は 小さなガッカリや溝の積み重ねもあるけど、その中でも 間違いなく分岐点になったと思う事が2つある。

1つは 2人目の子供が出来なかった事。

元妻は1人娘。娘が産まれた時に、義両親は 初孫であり とても喜んだ。もちろんウチの両親も。
互いに市内に住んでたので、毎週 互いの実家に 行っていた。


元妻は 1つの事を考えると そちらに集中する性格。

どこの家庭もかもしれないが、子供が産まれてから 1番大切な人が旦那から子供になる。
全てこちらが後回し(笑)。

当たり前だし、それでいい。こっちも家族が増えて幸せだったし。

ただ、前も書いたけど、ベッドは隣の部屋に移動され(笑)、別寝室だったので、子供が産まれてしばらくしても 夫婦の触れあいは ほとんど無くなっていた。

娘が1歳?2歳?の頃 、1度話をした。
元妻は
「今は ◯◯(娘)の事でいっぱい。次の子供の事なんか考えられない」
と言った。

夫婦の触れあいは 子供作る為だけでは無いと思うけど‥。

子供は2人欲しいが共通認識だったけど、
元妻もその時は余裕が無かったんでしょうね。

「疲れてる」「今日は‥」ならまだしも
「まだ、子供は考えられない」
そうキッパリ言われると 次に誘う意欲もなかなか‥。次 どう誘えばいいかもわからない。

それでも娘を互いに可愛がり 夫婦仲は悪く無かったと思う。

娘が幼稚園の時に 仲の良いママ友達に2人目が産まれたり妊娠したりして、
「2人目が欲しい」
と元妻が言った。

しかし 欲しいとなり すぐに出来るものではなく、毎月毎月 妊娠してないと分かるとガッカリしていた。
病院に不妊治療にも行きはじめ、計算して頑張って ダメでの繰り返し。

ウチの親も2人目の事は全く言ってなかったと思うが、ウチの実家に言った時に元妻が母親に

「不妊治療してるけど なかなか出来ないんですよね」

と話をしていた。

その頃から自分の中で、娘がいるし
「2人目は出来なければ仕方ない」
と言う気持ちも湧いてきていた。

それからも婦人科に行って、薬飲んで、頑張って ダメでの繰り返し。

病院で 旦那さんも検査を と言われたので、OKしたら

元妻が病院で言われたのか 誰かに聞いたのか 不明だが

体外受精 をしないか?と言った。

元妻も 悩んでいたので 元妻に

「そこまで、しなくてもいいんじゃないか?
自然にできたら1番いいけど、◯◯(娘)もいるし、無理しなくても いいと思う。
子供が1人しか居ないなら、1人をしっかり育てよう」

と言った。

その後 特にその話をした事はないが、少しずつ
「子作り」
は減って言った。



離婚の話し合いの時に

「貴方は 2人目を作る時に 協力的で無かった。
体外受精も拒否した」

と言われた。

こちらは、悩んでる元妻に 気をつかって言ったつもりで、それを恨まれてるとは夢にも思ってなかった。

結局、夫婦の会話を 疎かにしてたのかも。
腹をわった会話が、互いに無かった事が全てかもしれない。