さて………今回も映画復刻版シリーズ(?)なんですが…。


過去に書いたブログはシリーズの「1」から「4」まで1記事にまとめていました。

「5」が正式に製作されそう(?)なのを記念して、今回は「1」から順番にバラして書く事にします。


なので今回は…


「Lethal Weapon」( 1987年製作∕邦題「リーサル・ウエポン」 )





映画の題名「Lethal Weapon 」=意味は 「人間兵器」

●データ

監督=リチャード・ドナー
製作=リチャード・ドナー、ジョエル・シルバー
製作総指揮=ヴィッキー・ディー・ロック
脚本=シェーン・ブラック
音楽=マイケル・カーメン、エリック・クラプトン
製作費=$15.000.000
興行収入=$120.000.000
出演=メル・ギブソン、ダニー・グローバー、ゲイリー・ビジー、ミッチェル・ライアン、スティーブ・ケイハン  …etc

●超・簡単なあらすじ
クリスマス・シーズンが近づくL.Aの高級マンションから売春婦が投身自殺を図った。
事件の可能性がある事から翌日、L.A.P.D殺人課のマータフ部長刑事( ダニー・グローバー)が担当となるが自殺を図った売春婦が、自分の友人の娘だったと知る。
捜査開始にあたり麻薬課から一人の刑事が応援で派遣される事に。


彼の名はマーティン・リッグス(メル・ギブソン)。
リッグスは元陸軍特殊部隊に所属し輝かしい戦歴の持ち主であると同時に麻薬課でも数々の事件の解決した腕利き中の腕利きである。
しかし3年前に愛妻を事故で失くしてから、自暴自棄となり自殺願望がある事から、市警からも仲間からも問題児扱いされている人物であった。


マータフは、この新しい相棒に最初は困惑するも次第に心を開いていく。
二人で捜査を進める内に、友人の娘は自殺ではなく殺された確証を掴み且つ、事件の裏で元C.I.A特殊部隊たちによる大掛かりなヘロイン密輸が絡んでいる事を突き止めるのだった…。

…とここまでが中盤です。

この後、マータフの娘リアンが拉致されてしまいます。
マータフとリッグスは協力して救出作戦を、決行しますが…。

●登場銃火器

リッグスは当時、最新だったベレッタ92FSを使います。




リアン救出作戦時は狙撃銃としてPSG-1を使用。



マータフはS&W M19の4インチです。



海外資料だとパックマイヤー・グリップ、バレルにマグナ・ポート加工が施されたカスタムらしいのですが画面上では確認できませんでした。


後は変わったところでは冒頭、リッグスが麻薬取引の潜入捜査中に犯人が所持していたのがアトラス・ターミネーター(44マグナム)でした。



●リッグスの92FS


「1」のリッグスが自宅であるトレーラー・ハウスで、自殺を図るシーン。
この時、92FSが映りますがグリップにご注目。
ベレッタ・マーク部分が色付き( 金?銀?白?)になっているのがわかります?
一説にはメダリオンかも説…もありますが定かではありません。
(私にはベレッタ・マーク部分の塗装に見える)



この後、ホロー・ポイント弾(…って劇中、言っている)をチャンバーに込め自殺を図りますが不発に終わります。
このシーンの弾丸は(何故か)FMJ弾でした。
FMJ弾頭だと、頭中で炸裂せず貫通し助かるケースがある…かも。

●CD


私物コレクションより。
クラプトンのギターは最高っす!
もしかしたら「1」のサントラは既にレアかも。

●最後に。
シリーズ中「1」が一番、シリアスな感じです。
(「2」以降はコメディ路線に)

ちなみに…メル・ギブソンの吹替えはいろんな方がされてますがやはり磯辺勉さんがシックリきます!

「4」のDVD特典で観たのですが、終わり方に別バージョンがありましてコンビ解消して二人が別れる…というもの。
コンビ解消のバージョンが採用されていたら、次の「2」以降は違った話になっていたかも…しれませんね。

次は…大好きな「Lethal Weapon 2 炎の約束」を取り上げる予定です!

では♪