子どもが言うことを聞かなくて
イライラする
夫が話を聞いてくれなくて
モヤモヤする
あなたが感じている
このイライラやモヤモヤは
もしかすると
『にせものの気持ち』
かもしれません。
『にせものの気持ち』?
気持ちに『本物』も『にせもの』もあるの?
交流分析という心理の学問では
本物の感情とにせものの感情
と呼ばれるものがあります。
にせものの感情の奥には本物の感情があることが多いと
言われています。
このにせものの感情に目が向いたままだと
スッキリすることはなかなか難しいです。
だって本当に感じている気持ちは
別のものだから。
例えばね
本当は自分のことをわかってもらえない
「さびしさ」や「悲しさ」があるのに
強い言葉や、態度で表して
「怒り」としてぶつけてしまう。
本当は「怖くて」「不安」で
どうにかなりそうなのに
大きな声を出して相手を威嚇して
「怒り」で何とかしようとする。
一見するとどちらも
『怒っている人』に見えます。
だけどその中身は
『悲しみを感じている人』
『怖くて不安を感じている人』
という中身に違いがあるんですね。
普段生活をしていると
見逃すことが多いのですが、
自分の中に何か
イヤな気持ちやモヤモヤした気持ちが出てきたときに
自分の心の中にある気持ちを少し深堀りして
みると
意外と別の気持ちがあることが
多いことに気が付きます。
私はよくお風呂の中でこれをします。
そうすると、
「ああ、私、あの時は
怒ってると思ってたけど、
本当はわかってもらえなくて悲しかったんだな…」とか
「何でもないふりしてにこにこ笑っていたけど、本当はすごく腹が立っていたんだな~」
とか気づくことがあります。
気づいたら、自分に
こんな風に言います。
「私は、怒ってたんだ」
「私は、悲しかったんだ」
「私は、嫌だったんだ」
自分の本当の気持ちに
気づくことや
その気持ちをそのまま
受け入れてあげることをすると
それだけで気持ちが落ち着くこともあります。
1人でするよりも
たっぷり聴いてくれる相手に
話を聴いてもらうと
より効果が高いと私は
感じています。
今日も最後まで
読んでいただいてありがとうございました。