こんにちは、yuriです。

 

少し前に読んだ本を紹介します。

 

「聴く技術」を身につけたい方にお勧めの本です。

 

日常生活の中で取り入れる方法も書いてあります。

 

私もしてみましたよ。

 

精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)

 

 

○とにかく黙って聴く

 

人の話を聴くときに、どんなふうに聴いていますか。

 

カウンセリングや傾聴についての学びをしている方だと、

 

・適切に相槌をうつ

・相手の言葉をオウム返しにする

 

このようなことに気を付けて聴くようにしていないでしょうか。

 

 

 

この本の初めに紹介されている方法は

 

 

とにかく黙って聴く

 

 

と書かれています。

 

 

本書から引用します。

 

黙って聴くための三つの指針

 

クライアントが話し始めたら、

①絶対に、口を挟まないで、

➁絶対に、質問しないで、

③絶対に、助言をしないで、

話し終えるまで、ただ静かに聴く

 

これ、私もやってみたのですがとてもしんどかったです。

 

聴いている途中で、自分の意見や自分の気付き

「あ、それって〇〇ってことだよね」と思ったり、聞いた意見に対する賛成や反対の気持ちが、次々に出てきます。

 

それを言葉にしないように、我慢して聴くので、言いたくて言いたくて

とてもウズウズしていました。

 

でも、黙って聴いていると不思議なことに相手は次々に話を続けてくれるのです。

 

相槌もなくてもです。

 

この聴き方をした後、感想を聞いてみると、

 

「口を途中で挟まずに聴いてもらえたので、すごく話しやすかったし、話したいことが話せてスッキリした」

 

 

これは、話し手がより深いレベルでの話を語ることができ始め、

自分でも気が付かなかった自分を発見し、

解決や回復のための「言葉」が語られるためであると思います。

 

・聴いてもらえているという安心感

・相手に対する信頼感

 

目には見えないけれど、このことも伝わったように感じました。

 

カウンセリングを行う前の、場づくりとしてとても重要なことだと思いました。

 

相手とのより良い関係づくりにも生かせる技術だと思いましたので、

 

やってみる価値のある聴き方だと思いましたよ。

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

ずっとフォローしてくださっている方・最近フォローし始めてくださった方へ

本当にありがとうございます。

驚きと喜びでドキドキしていますが、とても喜んでいます。

感謝の気持ちを込めて。