こんにちは、yuriです。
昨日の続きです。
私が以前傾聴について学んだことをまとめています。
「早くしなさい!」
「もっと〇〇にしなきゃ」
「だからあなたは〇〇(相手を否定する言葉)なのよ」
自分に余裕がなくて、時間にも余裕がない。
心にも余裕がないとこんな言葉を使いがちですよね。
励ましやアドバイスも一見相手のために使われているようにも見えますが、
「傾聴」という視点から見ると同じような言葉の種類に入ります。
これを言われ続けた人は、
「もっと頑張らなきゃ」
「このままの自分ではだめだ」
「でも辛くて苦しい…」
こんな風に自分を追い詰めて、傷つけます。
こんな言葉を「道具言葉」と言います。
反対に相手の存在に寄り添うのが、「いのち言葉」です。
「頑張っているよね」
「そうだよね、腹が立つよね」
「わかるよ」
相手の言葉に対して、
「あなたが言ったことは、〇〇ということだったの?」と確認することもいのち言葉です。
二つの言葉の違いは、
自分という存在を一人の人間として扱ってくれているかどうか
だと思います。
アドバイスや励ましが道具言葉に分類されるのは、
その言葉の裏側に
「あなたならできるよ」⇔今よりもっとがんばって
「こんな風にしてみたら?」⇔今のあなたのやり方じゃダメだよ
「あなたのことが心配だから言ってるんだよ」⇔私を不安にさせないで
こんな感情が見え隠れしているからかもしれません。
落ち着いて話を聴いてほしいだけ
心を開いて相手に話をしたい
人は誰かに話をするとき、一番求めていることはこれなのかなあと思いました。
自分の大切な人たちに「いのち言葉」を使いたいと思いました。
普段自分の使っている言葉を見直していきます。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。