「私の過去」で私は、可能な限り詳しくその当時の事を書くようにしています。

どれほどたくさんの食べ物を食べ、どのように吐いていたかも包み隠さず書くつもりでいます。


正直、最初は「吐くこと」を詳細に書いていいものか迷いました。

なぜなら、

私のブログを見て吐くことを真似る人が出てきてしまうかもしれない、

嘔吐を助長してしまうかも知れない、

と思ったからです。


でも、知って欲しいのです。

吐いて痩せたその先に、どんな未来が待っているかということを。

待っているのが、決して期待しているような「幸せな未来」ではないんだ、ということを。


世の中には、「痩せさえすれば全てがうまくいく。幸せになれる。」と信じている人がたくさんいると思います。

私も、その一人でした。

痩せさえすれば理想どおりの幸せな自分になれると、ずっとずっと信じてきました。

だから「吐いてでも痩せたい!」・・・そう思ってしまったのです。


でも、嘔吐の先に待っているものは違っていました。


私が、どうやって転がり落ちて行ったか・・・

私が、どれほど自分だけでなく周囲を苦しめたか・・・

私が、どれだけたくさんの大切なものを失ったか・・・


知って欲しいのです。

そして、それを見て

一人でもいい

一人でもいいから過食嘔吐の世界に入ってしまうのを踏み止まってくれたなら

私がこの病気になった意味があるかもしれない

そう思うのです。


だから、私は書きます。

人には知られたくない過食嘔吐する姿も、私の異常さも・・・。


私は、全てを書きます。