
子ども達が作った復興のオブジェ展
「ワタノハスマイル」
2011年4月28日【木】~5月8日【日】
9:00~18:00 月曜休館 入場無料
山形まなび館・MONOSCHOOL 多目的室
※専門駐車場40台有り

この度の東日本大震災により被災されました皆様に対し、心からのお見舞いを申し上げます。
ご健康に留意され、一日も早く復旧されますことを心からお祈り申し上げます。
私達は避難所となっている石巻市立渡波(ワタノハ)小学校でボランティア活動を行っています。
活動内容は「子ども達と遊ぶ事」です。
渡波小学校内の一つの教室をお借りし「プレイルーム」という遊び場を作り
また、グラウンドの一部を整備し、安全に運動が出来る場所を作りました。
本当に沢山の方からのご協力があり、少しずつ「子ども達の遊び場」は出来上がっていきました。
今回の震災で子ども達は深い悲しみを経験しました。
しかし、たくましい笑顔で前に前に進んでいます。
渡波小学校はこれからも避難所として使用されます。今も大変厳しい状況です。
その状況を和らげてくれているのが子ども達のたくましい笑顔です。
子ども達の笑顔が大人の方に広まり、小学校中を明るくしてくれています。
子ども達がみんなの希望になっています。
私達は子ども達と共に過ごし、この希望は日本中を元気にする力を持っていると確信しました。
「プレイルーム」では子ども達とさまざまな遊びをしました。
その活動の一環として、校庭に流れ着いた町のカケラ達(ガレキ)を使ってオブジェを作りました。
「町のカケラ達」を子ども達が自由にくっつけて、自由にオブジェを作りました。
悲しみの固まりが、子ども達の力によって優しいオブジェに生まれ変わりました。
渡波小学校内に展示したとき、オブジェは大人の方に微笑ましい笑顔を生み出していました。
今回の震災で出た町のガレキの撤去には多額の支出が見込まれていますが、
子ども達の作ったオブジェはガレキではなく「大切なもの」に生まれ変わりました。
子ども達の作ったオブジェは日本中に希望と笑顔を与えてくれる事でしょう。
また、会場には募金箱をもうけています。
今回の展示会で集まった支援金は全額を避難所渡波小学校に寄付します。
NPOワタノハスマイル




本日、無事初日を終えました。
展示作品は立体オブジェ85点、笑顔の写真35点になりました。
ご来場頂いたみなさま本当にありがとうございました。
みなさま笑顔でした。子ども達が作った優しいオブジェは、みなさまを笑顔にしてくれました。

写真左の寄せ書きを渡波小学校に届けて来ます。
期間中、メッセージでいっぱいになれば嬉しいです。
写真右の鶴の折り紙は渡波小学校の子ども達が約500羽折りました。
のこりの約500羽を皆様で折って頂いて千羽鶴にして渡波小学校に届けて来ます。

左から、犬飼とも、永坂守。
私、犬飼ともは日曜日の夜に石巻に戻ります。
展示の準備で子ども達とはなれ、歯がゆい思いです。早く子ども達に会いたいです。
明日、永坂が渡波に戻ります。しばらくは行ったり来たりの生活が続きそうです。
子ども達が作ったオブジェは、私には復興のシンボルに見えます。
本当に素晴らしいオブジェ達です。笑顔と希望を生み出してくれます。
ご来場頂いた皆様が笑顔になり、笑顔の連鎖が生まれる事を心から祈っております。
犬飼とも
オブジェを作った様子はこちらです。
http://ameblo.jp/watanohasmile/entry-10865673350.html