新時代「令和」 経済改革なしでは日本は破綻する | 渡邉美樹オフィシャルブログ 夢に日付を!(ワタミグループ創業者) Powered by Ameba
2019-04-12 13:43:29

新時代「令和」 経済改革なしでは日本は破綻する

テーマ:政治活動

今週より夕刊フジで、新連載を開始しました。
「経営者目線」と題して、
毎回、政治や世の中のことに発言していきます。

 

【経営者目線】新時代「令和」 経済改革なしでは日本は破綻する
35年前、高円寺で経営をはじめた居酒屋1号店、
その記念すべき最初のお客さまが夕刊フジを抱えていた、
忘れられない思い出がある。
私の父は夕刊フジを持って帰ってきたので、
幼少時から知る新聞で思い出深い。
コラムのタイトルでもある「経営者目線」とは、
自分だけの利益ではなく、顧客、社員から社会まで
貢献することを意味する。
みんなを幸せにするという意味では
「全体最適の目線」と言い換えることもできる。
これまで私は、経営者として、外食のみならず、
農業や介護、学校や病院などの事業を通じ、
「全体最適」の経営をしてきた。
「全体最適」の発想を政治に取り入れたいという思いで、
2013年から参院議員として、6年間にわたって国政を経験した。
しかし、政治は「全体最適」ではなく、なかなか難しかった。
今期限りでの政界引退を決めたが、
この連載を通じて、政治に限らず、
世の中のあらゆる現象について、
経営者目線で意見を述べていきたい。
今月1日に発表された新元号「令和(れいわ)」は響きの良い、
きれいな元号だと感じた。特に「和」という文字は、
「和民」という屋号で人生をかけて経営をしたので、
格段のうれしさと光栄を感じる。
ただ、新時代を迎える前に懸念材料もある。
現在の日本経済は危機的で、3〜4年で財政破綻する
可能性があると私は考えている。
国の借金は1100兆円を超え、
収入の約3割が借金で成り立っている異常事態だ。
30年間、税収は変わらず、支出だけが増えていく。
国内総生産(GDP)が増えず成長しないことが最大の問題だ。
民間企業は経営が危うくなれば、売り上げを固く見て支出を抑え、
持続可能な形にするのが順番だ。この順番を踏めないのが、
この国の悲劇だ。
政府は、日本銀行からとてつもない低金利で
借金をし続けているが、そのうち日銀から借金できなくなる。
国債の保有率の問題もあり、あと3、4年で終わりだろう。
そうなると、国債を国民や海外の投資家に購入してもらうことになる。
普通の海外投資家なら、国債に3〜4%の金利を要求してくる。
発行できなければ、金がなくなる。円の信認が下がり、円安になり、
輸入品も高騰する。給与が上がらず景気が悪いのに、
消費者物価が異様に上がる悪性インフレの一歩手前になるかもしれない。
みんなが、「日本株式会社」のバランスシートから目を背けている。
実は、この裏に「全体最適」の問題がある。
永田町、霞が関は、お金に関する感覚が、経営者とかなり異なる。
企業なら「100万円で事業を達成したら次は50万円で挑戦してみろ」
となるが、政治では「次は150万円欲しい」となり、既得権になる。
政治の世界では、支援者や業界団体など応援する人を大切にする
「部分最適」の方が票になりやすい。それを変えるには、
無党派層が投票に行き、投票率が100%になれば
この国は変わると提言し続けている。
先月、過去最高の101兆円の予算が国会を通過し、
10月に消費増税を控える。経済をどこかで変えていく必要がある。

 

【夕刊フジ】「渡邉美樹経営者目線」(毎週火曜日連載)より

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