起業塾〜その②「ミッション・ビジョン・戦略」 | 渡邉美樹オフィシャルブログ 夢に日付を!(ワタミグループ創業者) Powered by Ameba
2018-05-17 14:03:03

起業塾〜その②「ミッション・ビジョン・戦略」

テーマ:郁文館夢学園

4月から郁文館夢学園で始まった「起業塾」。
前回ご紹介した第一回講義では、
生徒たちに「起業の喜び」を伝えました。

今回は、第二回講義の内容をお伝えします。
生徒たちに伝えたテーマはずばり、
経営に一番大切な、
「ミッション、ビジョン、戦略」です。

生徒たちに身近に感じて欲しかったので、
私の大学時代の経験をもとに説明しました。

私は明治大学在学中に、
横浜会に属しておりました。
横浜会とは、横浜に住んでいる
明治大学在校生の親睦会で、
メンバーは約120人いました。
毎年一度、マンドリンコンサートを開催し、
その収益の100万円強を養護施設に
寄付していました。

私が三年生になったとき、
横浜会の幹事を拝命しました。
ある日、私たちが主催したイベントで、
目の不自由な子どもたちが
朗読に聞き入っている姿を見ました。
私はとても胸が熱くなりました。
『目の不自由な子どもたちに読書を』
私の中で生まれたその思いが、
横浜会の新たなミッションになりました。

ミッションを実現するために、
何ができるかをみんなで話し合った結果、
点字の本や、目の見えない人のための
特殊なメガネを施設に贈ろう、
ということになりました。
特殊なメガネは一台45万円。
一人でも多くの子どもたちに
読書してもらうためには、
例年をはるかに上回る収益が
必要となります。
そこで、『1万人コンサート』
というビジョンを掲げました。

これを実現するためには、
二つの課題がありました。
一つは会場の問題です。
1万人収容できる会場を
手配するのは難しく、
例年、マンドリンコンサートを開催している
横浜文化体育館の収容人数は5,500人です。
これは、昼夜二回公演にすることで
解決できました。

もう一つの課題は集客です。
例年、5,000人を集めるのに
四苦八苦していました。
その倍の1万人を本当に集められるのか。

明治大学のマンドリンクラブの
コンサートだけでは難しい。
そこで私は、
大物アーティストを呼ぶことにしました。
美空ひばりさん、アリス・・・
様々な大物アーティストの事務所に
連絡しては断られ、
最終的に、森進一さんが快諾してくれました。
ボランティア活動の趣旨を説明したところ、
ギャラも半額にしてくれたのです。

そして、パンフレットやチケットを作成し、
チケット販売戦略を立て、
販売チームを組織化して
販売ターゲットごとに目標を明確にし、
PDCAを回したことで、
最終的にチケットは12,076枚も売れました。
最終的に870万円もの寄付をすることが
できました。

素人集団である学生が、
プロのイベント企画会社でさえ
なかなかやる機会のない1万人規模の
イベントをなぜ成功することが
できたのでしょうか。

その答えが、
ミッション・ビジョン・戦略です。
ミッション
『目の不自由な子どもたちに読書を』
ビジョン
『1万人コンサート』
戦略
『大物アーティストとのコラボレーション』

私が学生時代に横浜会の仲間とともに
成し得た感動を懐かしく思い出しながら、
私は確信しました。
大学生が1万人を集めて、
大きな収益を得ることができたのです。
高校生が起業することだって、
簡単ではありませんが、
決して夢物語ではありません。
郁文館の起業塾参加生徒が、
どのようなミッション・ビジョンを掲げ、
どのような戦略を生み出してくれるのか、
これからがとても楽しみです。

 

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