スウェーデンでは医療は「県」の責任。
県会議員と会い、医療について話し合う。

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スウェーデンの医療費は、
1人の負担が年間1,100スウェーデン・クローナ(日本円:約13,000円)まで、
それ以上の負担はすべて県が負担する。

日本同様、どんどん高齢化社会が進んでいる。
年間3~3.5%ずつ医療費が伸びている。
個人負担2~3%ゆえ、国民はとにかく高度な医療を受けたがる。
このままいけば、国の財政に大きな影響が出るだろう。
それに対して、長期ビジョンはあるのか。

「医療費増加に対策は?」と聞くと、
62歳の県会議員は、苦笑いしながら、
「私はもう歳だ。その対策は次の世代に頼みたい。」
もし、具体的な対策(例えば、個人負担を上げるなど)を提示すれば、
政治家を辞めなければならないだろう。
「勇気のある政治家にそのことはやってもらうしかない。」という答えだった。

国民の将来の幸せをカタチにする為に、
たとえ選挙に落ちたとしても、あるべき姿を訴えるのが、政治家の責任じゃないのか…
言おうとしてやめた。
日本も、スウェーデンも政治家の質が問われている。
(続く)