美ら海水族館で有名な沖縄県本部町にある、全てが無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」
現地で弁当屋「あじさい弁当」を営んでいた中宗根 陽さんが、98年に夢を持つ高校生たちを応援したい一心で借金してつくりました。
数年後、中宗根さんは志半ばで病に倒れます。

そんな実話が映画化されました。
題名は「天国からのエール」
主演は、阿部寛さん
大人が本気で子どもたちの夢と向き合う姿に感動します。
「あじさい音楽村」は「あいさつをせよ」「赤点をとるな」「人の痛みのわかる人間となれ」と決めごとがある、まさに学校そのものでした。
本当は社会というものは、
こんな小さな学校がいくつもいくつもあって成り立つものなのでは?
今の日本人一人一人が、自分は「小さな学校」をやっているか?等々、
考えさせられる映画でした。

最近、映画のコメントの依頼が多く来ます。
父の会社が映画のCM制作会社で、小さい頃から「ニュー・シネマ・パラダイス」のように、映写室から映画を見ていた私です。
こんな依頼ならいくらでも、受けさせてもらいたいと思っています。
「天国からのエール」
心あたたまる映画でした。
10月1日(土)全国公開です。
是非、ご覧下さい。