今週12月8日、ラジオを聞いていたらこの日が太平洋戦争が勃発した日だということを知った。1941年12月8日、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を攻撃し、3年6ヶ月に及ぶ太平洋戦争が始まった。



3年6ヶ月か。



東日本大震災、福島第一原発事故から今週12月11日で3年9ヶ月が経過した。地元ではようやく今週海岸沿いのがれきの撤去が始まったようだ。僕らの闘いはまだまだ。長い長い闘いになるのだろう。そんなことをふと思った。


いつの間にか年の瀬ですね.年末年始は僕らみんなばらばら。家族で富岡海岸に行って初日の出でも拝みたいけどそれは叶わない。思い返すと年末には腐れ縁の友達らが家に集まって、紅白なんか見ながらよく酒を飲んだものだ。くだらない話を延々と続け、そばを食ったり、どぶろくを飲んで年越ししていた頃が懐かしい。朝は富岡海岸まで行って甘酒飲みながら初日の出を拝んで餅を食った。そんな何気ない年末年始の習慣も失ってしまったんだよね。そんな光景は記憶の中だけで生きている。今まで全く貴重だと思ってなくて当たり前にできていたことができなくなって、実は貴重で大切だったんだと今思う。そういうのって人間が生きていく上での核というか心の安定の根幹なんだと思う。当たり前にあった生活習慣とコツコツ積み重ねてきた生活基盤を突然根こそぎ奪われるほど酷なことはない。身にしみて感じる。そんな感情を季節季節毎に味わっているのは僕だけじゃないんだろう。