服部百音さんと日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートにお招きを受けて行ってきました。

 

場所は、東京芸術劇場。

 

3月に行われた「3.11チャリティーコンサート」で百音さんの演奏を聞いて以来、私は、彼女の大ファンになってしまいましたが、本日は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾くとの事で、とても楽しみに伺いました音譜

 

本日の指揮は、彼女が8歳から師事しているザハール・ブロン氏。

ブロン氏は、彼の門下からマキシム・ヴェンゲーロフ、ワディム・レーピン、庄司紗矢香、樫本大進他、多数の国際的ヴァイオリニストを輩出している教育者としてとても有名です。

 

第一部で歌劇「フィガロの結婚」序曲に続いて演奏されたバッハの「2挺のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調」では、師弟によるヴァイオリンの競演が行われ、師弟ならではの息の合った演奏を楽しませてもらいました。

百音さんの演奏では、特にゆったりした旋律を演奏する時に彼女独特の特筆すべき美しい表現が発揮されますが、第二楽章は、本当に素晴らしかったですビックリマーク

 

そして、第二部のチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトでは、優雅さと情熱を併せ持つ堂々とした感動的な演奏を聞かせてくれました。

この楽曲、結構難曲ですが、テクニック的にもピッチも完璧で余裕が感じられる素晴らしい演奏でした。

 

会場では、百音さんの祖父にあたる服部克久先生にもお会いしました音譜

 

現在18歳音譜

これからの益々の活躍が本当に楽しみです!!