『キレイを維持するには”継続”が必要』
『キレイを維持するには”継続”が必要』突然ですが、矯正治療は治療が終わってからの方が実は大変です。矯正治療は、凸凹の歯列 → 一列の歯列する過程の治療ですが、一列の歯列になってからは、その一列を保つ働きかけをし続けなくてはならないからです。意外に聞こえるかもしれませんが、矯正治療でゲットしたキレイな歯並びはダイエットでゲットしたスマートな身体と同じで、ダイエット後も食事や運動の管理の必要があるように、歯並びについても治療後は、『戻り止め装置を使用する』のような、キレイを維持する管理を続けなくてはならないのです。いつまで戻り止めを装置を使用するか?と言われれば、『キレイな歯並びを維持したいと思っている間は』と答えることになります。なので、治療後一生キレイを維持したいのであれば、生涯にわたって戻り止めの装置を使用し続ける必要があるということになります。これは大げさではなく、事実なのです。『一生とかムリ』『そんなに長く使えるわけないじゃん』という声が聞こえてきそうですが、ゲットしたものが、やっと手に入ったもの、手に入れるまでにとても苦労をしたもの、時間がかかったもの、それ自体素晴らしいもの(と自分で思うもの)、費用がかかったもの、、、というようにその過程でハードルが高かったものほど手放したくないと思うものです。一方で、労せず手に入ったもの、いつのまにか自分の手元にあったもの、すごいと思っていないもの、費用がかかっていないもの、、、などと自身が認識しているものは(実際はそうでなくても)、それを手元に、いい状態で維持しておくことがおざなりになりがちです。矯正治療はと言えば、費用はかかる、期間も長い、装置がお口の中にあることでの治療中の不快感もある、月に1回の通院を2年間、なによりも治療前はその歯並びがコンプレックスだった、、、という経過を経て治療終了になるものですから、簡単に手に入ったものではありません。なので患者さんもそれを維持しようと、一生懸命戻り止め装置を使ってくれる方が多いです。ただ、10年も20年も使用を続けるとなると、難しいことも多いかもしれません。人間の体は何もしなくても死ぬまでの間は変化(老化)していきますから、当然歯並びもその影響をうけます。歯並びも体の一部です。それに抗うには、体にとってのエクササイズのように、歯並びにとっては『戻り止め装置』の使用継続、これしかありません。良い状態を保つにはやはりそれを維持するための働きかけがずっと必要です。裾野、長泉、御殿場の歯列矯正専門・矯正歯科『わたなべ歯列矯正クリニック』沼津、三島からもどうぞ