妊娠中の眠り

妊娠中は、女性ホルモンの変化とさまざまな身体の変化により睡眠状態も変化します。

「眠気が強い」「思うように眠れない」…といった状態になるかも知れません。

が、しかし、それは健全な生理現象なのです。

不安に思いすぎたりイライラすると、

一層眠りの質を低下させてしまうこともあるので気をつけて下さい。

特に初産の人は気分が不安定になりやすいので、

妊娠中の身体を冷静に理解し、

気持ちを落ち着けて過ごすことが大切です。

また周囲の人も、妊婦さんの身体を理解してあげることがひつようです。


◆妊娠・出産前後はホルモンの変動で眠りも変わる◆

睡眠は、季節や生活環境の変化、ストレスなどに影響を受けます。

そして、妊娠・出産前後も女性ホルモンの変化と身体の変化、

ストレスなどにより睡眠が変化することがあります。

睡眠研究によると、

妊娠末期に睡眠障害のある産褥婦ほどマタニティーブルーズになりやすく、

産褥早期から睡眠障害や精神不安を訴える初産褥婦ほど

産褥うつになりやすい。


というデータが出ています。

なので、妊娠中は睡眠に気をつけることが重要です。

質の良い睡眠は赤ちゃんの健やかな成長を促すだけでなく、
お母さんの心と身体の健康にとっても大切です。

 ※産褥(さんじょく)・・・出産後、身体が回復するまでの期間をいう
              (通常6~8週間)

   「子供が生まれて身軽になったからといって、動き回ったらあかん。
   産褥期は血が入れ替わる時期のためとても大切な時間やから、
   大きな仕事したあとはゆっくり身体を安めなアカン。そこをええ加減に
   過ごすから更年期障害がきつく出るんや」と、母が言ってました。

   また、華僑の方から聞いた話しですが、
   「産褥期は直射日光に当たることを避け、できるだけ日の当たらない部屋で
   過ごすようにすること。そして、外気にもあまり触れないよう気をつけ、
   ゆったりと過ごすよう心がけなければならない」という教えが古くからあるそうです。
   やはり更年期を軽く済ませるための知恵なんでしょうね。

------------------------------------------------------------------------------

  ◆妊娠初期は眠くなりやすい

   妊娠初期は、さまざまな変化が体内で起き、胎児が安全に育つように子宮環境を
   整えるため、プロゲステロン(黄体ホルモン)が大量に分泌されます。
   プロゲステロンには睡眠作用があるため眠気を感じやすくなります。
   ただ、妊娠初期は体温が高くなるうえ、つわりがあったりすると、いざ眠ろうと
   してもグッスリ眠れないといったジレンマ状態になることも。
   でも、それも安定期に入るまでの少しの我慢。
   ムリは禁物ですが、いつも通り、日中は起きて(短い仮眠はOK)、夜は7時間
   程度の睡眠を確保するようにしましょう。


  ◆妊娠中期はほぼ正常な睡眠に

   お腹が少し大きくなり始めることから、眠りにくさを感じる人もいますが、妊娠中期
   はつわりも治まり、ホルモンの分泌も安定するため。睡眠も正常に戻る人が増えます。
   でも油断は禁物。赤ちゃんは、日々お腹の中で成長しているので、十分な睡眠(7時間
   程度)と規則正しい生活(寝起きする時間、食事する時間をなるべく一定に)を続ける
   ことが大切です。
   日中は活動的に過ごし(短い仮眠はOK)、午後~夕方には軽い運動をするのが
   望ましいですね。運動は体重の過剰な増加を防ぎ、睡眠の質を高めます。夜遅くまで
   起きていたり、お昼までダラダラ寝ているような生活は禁物です。
   不規則な生活は体内時計の動きを乱し、睡眠状態を悪化させるだけでなく、赤ちゃんの
   成長にも影響してしまう恐れがあるので気をつけて下さい。

   

  ◆妊娠後期は眠りにくくなる

   妊娠後期は
   ●お腹が大きくなり、赤ちゃんがお腹の中で動くことによる違和感や
   ●子宮が大きくなることで起きる腰痛やむくみ
   ●膀胱が圧迫され、全身の血液量も増えることから頻尿になる

   などから、夜中に目が覚めることがふえます。
   また、基礎代謝も増え、女性ホルモンも増加(通常の約1000倍)するため、気分が
   不安定になったり、眠れなくなったりすることがあります。

   身体がつらいときは、日中、少しの仮眠をとってもOKですが、規則正しい生活は
   崩さないように気をつけ、夜の睡眠はしっかりとる生活を心がけて下さい。
   あまり不安なことは考えず、幸せ気分で過ごすことも大切です。
   後期になると入浴もゆっくりできなかったりすることもあるので、そんな時はお好みの
   エッセンシャルオイルを入れた足湯を楽しんでみるのもいいでしょう。アロマ効果で
   気分も和らぎ、末端の血行が良くなるため、深部熱が放散され眠りやすくなります。

    ※ 運動や入浴(アロマ使用を含む)法については医師の指示を受けて下さい!


  ◆産褥期も眠れなくなることが多い

   1000倍にまで増えた女性ホルモンが出産によって一気に激減するため、一時的に
   更年期障害に似た状態に…
その結果、自律神経が一時的に失調し、精神的に不安手に
   なったり、眠れなくなったりすることがあります。新生児の世話や授乳で夜間睡眠が
   中断されやすいことから、睡眠不足になる人も増えるようです。特に初産褥婦の場合は
   いろいろな感情が入れ乱れ、母となった責任感から脳が興奮状態となり眠れなくなる
   ことも…。赤ちゃんに概日リズム(1日のリズム)が出来るまでの2~4ヶ月の辛抱です
   が、パートナーにも赤ちゃんの世話をしてもらうなどして負担を軽減し、午前4時前後
   にはなるべく眠っておくようにしましょう。
   
   日中眠い場合は、午後2時前後に1時間程度の仮眠もOKですが、夕方以降の仮眠は
   できるだけ避けるようにした方が良いでしょう。また、どうしても問い場合は、
   ごくごく短めにしてください。夜眠れなくなってしまいます。赤ちゃんの概日リズムを
   形成するためにも朝はきちんと起きる、夜は早めに眠るという生活を心がけて下さい。
 



----------------------------------------------------------------------------

今回は少し長くなりました。

最後まで読んで頂き有り難う御座居ます。

男には経験できない妊娠~出産

横で見てることしかできません。

とわいうものの、やはりパートナーとして少しくらいは理解しておくことも必要かと思います。

僕もできる限りのことはしてました…

そう思っているだけかも…

実際は「お前、何もしてくれへんかったやんけ!」と思われているかも…多分思われてる

今更ながら聞くのが怖い…





次回は更年期・老齢期の眠りについて書いていこうと思います。

お楽しみに!