女性の場合、女性ホルモンの影響で睡眠の質が低下しやすい。

女性ホルモンは1ヶ月の周期で訪れる月経や妊娠、

そして、女性らしさをつくり出す源でありながら、

睡眠にも影響を与えます。

したがって、女性の眠りは男性よりも変化しやすく、

トラブルも起こりがちに…

日頃から自分の身体に気をつけることが必要です。



◆黄体期には眠気が強くなるが眠りにくい?◆

女性ホルモンは思春期から増え、女性は月経を迎えます。

月経は脳下垂体から卵胞ホルモン(エストロゲン※1)と

黄体ホルモン(プロゲステロン※2)が規則正しく周期的に

血中に分泌されことで起こりますが、

月経周期は体内時計が関わっていて、

生体リズムの1ヶ月の周期とほぼ一致します。

したがって、規則正しい生活や良質な睡眠は、

体内時計を整え、月経周期を安定させるために不可欠なものです。

 ※1 エストロゲン
    女性らしさを作るホルモンで、10歳くらいから分泌量が増え始め、子宮や
    乳房などの発育や脂肪沈着作用があります。最近では自立神経、感情、骨、
    皮膚、関節、粘膜、筋肉、脳など、様々な身体の動きに関係していることが
    明らかになっています。

 ※2 プロゲステロン
    妊娠を助けるホルモンで、受精卵を受け入れ、着床しやすいように子宮内膜
    の状態を整えてくれます。未受精の場合、約2週間で黄体が退縮し、エストロ
    ゲンとプロゲステロンが低下して内膜を壊し月経が生じます。

生理が始まってから次の排卵までの卵胞期の後期にはエストロゲンの分泌が増え、

身体(肌)の心も、そして眠りも安定します。

しかし、排卵を境に次の生理が来るまでの黄体期は、

プロゲステロンの分泌が増え、その変動により体調は一時的に不安定になります。

プロゲステロンには睡眠作用があり、

黄体期や妊娠初期は眠くなりやすいと言われていますが、

黄体期は基礎体温が高くなるため、

夜になっても深部体温が低下せず

寝つきにくくなったり、

眠りの質が低下してしまうことがあります。


(私たちの身体は深部体温を放熱し、身体の中心体温が下がると眠りやすくなります)

眠いのに、いざ眠ろうとするとグッスリ眠れない…

まさに女性特有の「不安定な状態」になりやすいということですね。

黄体期は肌の状態が悪くなるだけでなく、

ホルモンの変動で感情も不安定になりやすいため、

それがストレスになることがあります。

……確かに、メッチャ機嫌悪いときあるもんねぇ…

ストレスは眠りを妨げる要因のため、

一層眠りにくくなってしまうことがあるので、

排卵期や生理前後はムリをせず、ゆったり過ごすように心がけましょう。

(ゆったり過ごせるように心がけろやと言われると返す言葉が御座いません…)


◆ライフステージで変わる女性の眠り◆

女性の場合、生理時だけでなく、

妊娠時や更年期なども女性ホルモンの影響を受け

眠りが変化しやすくなります。

先にも書いたように、

妊娠初期はプロゲステロンの作用により

眠くなりやすいと言われています。


身体を休め、新たな命を育むために備わった神秘とも言えますが、

つわりのひどい人は、

眠たいのになかなか眠れないという状態になってしまうことがあります。

妊娠中期は正常に戻りますが、

妊娠後半はお腹が大きくなり寝姿勢が保てないことで中途覚醒が増えてきます。

妊娠末期も同様に寝つきの悪さや中途覚醒の増加が見られますが、

睡眠状態が悪いと、「マタニティーブルーズ ※3」を発症することもあるので、

妊娠後半は意識して規則正しい生活を心がけ、

日中には少し散歩などの運動をしたりして

夜はぐっすり眠れるように気をつけることが大切です。

 ※3 マタニティーブルーズ
    赤ちゃんを授かり本当は幸せなはずなのに、涙が出たり、悲しくなったり
    する状態のことをいう。女性ホルモンの変化により、自律神経が一時的に
    乱れ気分が不安定になることや、社会的要因による不安などが原因。
    (注:マタニティーブルーズの重大要因の一つとして、夫等による
     社会的サポートの欠如が医学系で指摘されています)





う~~~ん、深いっ!!

やはり女性の身体はとても神秘。

その点男性は「パッパラパー」…



次回からは、

「妊娠中の眠り」について、

「更年期以降の眠り」について、

女性の眠りについて取り上げていく予定です。

お楽しみに!!







オイ男どもっ、よう勉強せえよ!!

「お前が言うな」ってか、

スンマソン