三つ巴や四つ巴など…。
通常稽古にて行う立ち廻りは、大概誰かを芯にして、残った人がそれに絡むという、割りとよく見るものに仕上げることが多いのですが、時には「三つ巴」や「四つ巴」などの複雑な関係性のものにもトライします。
双方にとっても「敵」であるとか。
これにより、手に合わせてその時その時でリアクションが様々に変化しますので、いつもとは違った風景のものが展開されるので、やる方も見る方もいつもとは違う発見があったり、又見た目にも中々面白い展開が生まれます。
「芝居中の、各台詞や所作に対してのリアクションの稽古」としてもかなり有効になると思われます。
殺陣を稽古されている皆様にはオススメメニューです。
ただし、振り付けをして、それをどうにか実行した時点では、まだ大切なものは何もないという状態に近いですから、そこからやり取りや、それに付随するリアクションを深めてみるというところまで出来ればやっていただきたいと思います。
清水