談話室 『和太刀』 別室 -622ページ目

武道館といえば!

明日から始まる「ミュージカル 刀剣乱舞   真剣乱舞祭  2018」の場当たりで日本武道館にまいりました。

日本武道館………、実は大学の入学式がここだったんですね。
その後、立ち廻りの仕事としては二回目になりますが、私の世代で武道館といえば一流ミュージシャンがコンサートを開いたり、あるいは空手の世界大会だったり、あるいは爆風スランプのあのう歌だったりします。


♪九段下のー  駅をおりてー
さーかーみーちをー
(中略)すんだ空にー   光るたまねーぎー

という歌詞がしみついているので、まず間違えない場所であり、「武道館」というくらいですから聖地でもあります。



刀剣男士たちの歌って踊って戦っての暴れての乱舞祭。
みんな頑張れー。

清水

間合い、見切り。

剣の立ち廻りもそうですが、素手のアクションにしても、間合いの取り方が上手くないと、全て奥行きを使った「被せ(かぶせ)」などと言われる手法でどうにかしないといけません。つまり、やる方とやられる方が、舞台やカメラの正面から見て被った位置に入ることでリアリティーが増すという手法です。

しかし、いつもいつも被せでどうにかしようとすれば絵柄はどんどん小さくなるばかりですし、実はホントには当てていなくて、角度でどうにかしているということは、これだけアクションものが増えている現状では、もう見ている側も承知の上なんでしょうし、それが見ている方のある種の安心感にも繋がっているとは思いますけどね。



だからこそ、実際に当てても衝撃を緩和するテクニックなり、ギリギリの間合いの見切りも技術として持っておいたほうがいいとも思います。

互いにそういう信頼感やテクニックがないと、それはただの危ない賭けになりますから要練習ではありますが……。
作品により、リアクションの仕方は全部変わって当たり前だとは思いますけど。
あくまでも「ケガしてナンボ」的な賭けではありません。
技術としてのリアリティーを追及するということです。


清水

頼もしい後輩が来た!

大学の後輩の神津君御夫妻が稽古場に遊びに………いや、稽古しに来てくれました‼
後輩ではありますが、二人とも私(清水)とは親子ほどの年齢差がありますので、うちの公演やミニライブをお客様として見に来ていただいた以外は、ほぼ初めて剣を交えた次第です。


二人とも、とても「いい腰」が出来ていて、筋もいいし、何より人柄が素直で一緒に稽古していてとても楽しかったです。




別の場所で稽古している人とこうして交流をはかるのは、楽しいし、それが後輩さんともなれば尚嬉しい!

これからは団体の垣根を越えて、残すべき動きというテーマを持ってやっていこうという思いを更に強くさせてくれました。

終活………とは言いませんし、まだまだ試してみたい作品や動きなどは沢山ございますがそろそろそんな事も頭をよぎる年齢にさしかかっています(笑)。



又、いつでも来てくださいね。
楽しみにしております。

清水