「桃栗三年柿八年柚子のあほうは十八年」と言うくらいで、なかなか実を付けないのが柚子です。
20数年前に、今は亡き母が育てた、実生の柚子が、今年も黄色く実を付けています。
柚子の木には、バラのトゲよりも大きなトゲがあり、血を流しながらの収穫でした。
初夏の柚子は、ライムのような深い緑色をしています。
「青柚子」と呼ばれ、爽やかな風味が特徴です。
主に、「柚子胡椒」の材料に用いられます。
ところで、九州地方が名産の「柚子胡椒」ですが、柚子と唐辛子と塩で作られている「柚子胡椒」には、胡椒が入っていません。
では、何故「柚子胡椒」というのでしょうか。
実は、九州地方では、唐辛子のことを胡椒と言うからなんだそうですよ。
