2018.8.2(木)

 面白い電話がかかってきた。

 出て「峠工房です」と言っても、「松本さんですか」と返してくるのは、たいてい営業かサギ。

「私は松本ですが」に対して、「まつもとたけしさんいらっしゃいますか」には驚いた。

なつかしいね、その名前。

 どんなご用件ですか→「○△~~~~のご説明をしたいので」。

怪しいなとわかった時点で、きちんと聞く気は失せるから、なんのことだかわからない。

彼で耳もよく聞こえなくなっているし……。

 いますか、と言うからいません。

いつ頃もどりますか、と言うから、戻りません。

 どんな資料を見て電話してるのか聞いてみた。

「エーッと、電話帳で」

 まだ気づかずに、「いつならいますか」。

30年以上前からいなくて、この先も戻りませんと言って、切った。

 実際、どんな資料を見ていたのだろう。

こんなに、色々な情報があふれ、もれている時代に、昭和62年に死んだ人間に電話がかかってくるなんて。

何の営業なのかわからないが、その人が気の毒になった。

電話と言ったっていったいいつ頃の?

もう少しマシな資料を渡してくれるところに雇われなさいよ、ねっ!