2010年4月22日

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班が教室の皆さんの楽しみは、終ったあとのお茶パーティ。まず先生がどっさりおやつを買ってくるのだが、他にいなかへ言ってきたおみやげ、みんなが期待する漬物、ちょっと自慢の手づくりお菓子など、盛りだくさんとなる。

不登校のU.Y君は、きょうで5回目だが、自称「大勢は苦手」ということで、今までおやつをたくさん包んでもらって、お茶パーティには出ずに帰っていた。
当然今日もそのつもりで好きなの選んでいいよ、と言ったら、少し考えて、「みんなといっしょにお茶して行く」と、思いがけない返事。

峠ではいやなことを無理強いすることはしないで、機の熟すのを待つ方針が主だから、彼に奨めたことは1度もない。でも今日、自分から大勢の人とお茶して帰る、と言ったのだ。なんと驚くではないか!

もっとも、「大勢は苦手だから」の言い分も、自分が学校へ行きにくくなりはじめの頃、周囲から理由を聞かれるから、何かしら言わなきゃならず、友達とうまくいかないことを理由にしたり、だったろう。すると都合よくまわりで、「大勢とはうまくいかないから」「1対1じゃないとだめだから」などと決めてくれる。それはとても都合よい、というところじゃないかと推測している。

彼の幼児性は、伸びる時に伸びる機会をつままれていたせいかと思われるし、それは「この方法を使えば一気に解決」とはいかないことで、どうしても時間が必要である。待って待って熟成させて次のステップへ揚げていかねばならない。今日、そのステップのひとつを上ったのだと感じる。
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