ごく普通の日常生活に訪れた、決して耐え切る事の出来ない、悲しみを、非常によく構成された展開と、韓国映画界のトップスター達の共演で、見事に描いた大作です。泣けますよ(^^)。

 

まず、キャスティングがいいですね。

 

当時、韓国映画界の中、この役で考えれるのは、この人しかいないでしょうという、ソン・イェジン。

 

「清楚で可憐」、そんなイメージの彼女が、その個性を120%以上魅せれる設定で、早いかもしれませんが、この作品は彼女を語る、代表作のひとつになるような気がしています。

 

 

 

そして、チョン・ウソン。黙して愛する人を愛しぬく、ホントにかっこいい男性を演じています。顔とかじゃなくて(顔は勿論いいですよ 笑)、男性から見ても憧れるような、演技を見せてくれます。

 

 

ただ泣かそうとしている映画ではなくて、このふたりが演じる主題以外にも、様々な人間模様が、丁寧に描かれていて、作品としての完成度の高さが見えますよ。

 

 

 

そして、その様々な人間模様が、誰かが誰かを愛する、という一番大切な気持ちを、どう守り抜いていくのか、どう表現していくのか、どう許していくのか、と各場面で深く考えさせられる仕上がりになっています。

 

 

 

 

素晴らしい役者の演技と、ごくありふれた日常生活の中で設定された、現実に起こりえる、また現に今もどこかで、苦しんでみえる方々がいる非情な悲しみに、自然と感情移入できて、涙が止まりませんでした。

 

 

大げさに言うのならば、この作品を今、自分の生活の中で、映画として鑑賞して、また普通の生活に戻れる、そのこと自体に感謝したくなる、そんな作品です。

 

 

私の頭の中の消しゴム   

評価:★★★★★

 


 

2004年製作/117分/韓国
原題:A Moment to Remember
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

 

※このブログは2005年7月9日投稿された記事に新しく画像を追加しました。

 

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