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ワセモン高校のブログ

全国の受験生を応援。早稲田門にボランティア協力する早大OB世界史教師のブログ。過去問の解説に関して2013-2011年までは大学公式HPで閲覧、2010年は東進の過去問データベースなど無料登録して閲覧をおすすめします。

 エーゲ文明…青銅器文明。次の両文明の総称

クレタ文明…前20c~前15c 民族系統不明クノッソス宮殿を中心 強力な王権 開放的で海洋的な文化(壺絵や壁画に海洋動物模様) 

エヴァンズが発見

        線文字A 使用未解読

ミケーネ文明…ギリシア人が前2000年頃から南下を開始 

16c~前11c頃 ミケーネ・ティリンス・ピュロス中心

       アカイア人がクレタ文明を滅ぼして(前15c)形成 戦闘的性格

       同じ頃トロイア戦争でトロイア文明を滅ぼす

ホメロスの『イリアス』を根拠にシュリーマンが発掘 

線文字B使用 ヴェントリスが解読

専制的な国王が農民から農作物を貢納させていた。

「海の民」の侵入で滅亡か?

トロイア文明…前20c頃が最盛期 シュリーマンが発掘 

 ポリスの形成

  前12c~前8c 400年間の暗黒時代(ミケーネ滅亡後の社会混乱)

  前8c頃、集住(シノイキスモス)を開始しポリスを形成

アクロポリス(城山)やアゴラ(広場)を中心 城壁外クレーロス(持ち分地)

 植民活動とギリシア人の意識

  社会の安定→人口増加で土地不足→地中海・黒海沿岸に植民市を建設→交易が活発化し、貨幣経済が発達→富裕市民が現れる

各ポリスは政治的に自由で独立。対立もあったが、ギリシア人同士はヘレネスと称し(同胞意識)、異民族はバルバロイ蔑視した。

共通文化…オリンポス12への信仰(オリンピア祭典) デルフォイの信託

 アテネ(イオニア人)民主政の発達

貨幣経済や手工業の発達は、平民の自弁による武具の普及を促した。重装歩兵として戦争に活躍する平民は、政治的発言力を高め地位の向上を主張

ドラコンの立法(成文法):前7c 貴族の法独占を打破

ソロンの改革(財産政治):前594 負債取り消し・債務奴隷禁止

平民・貴族の対立調停に失敗

ペイシストラトス僭主政治平民の不満を利用して非合法支配 

親衛隊を使ってアクロポリスを占拠。貧民救済、中小農民を保護、手工業、海上交易の発展、文化奨励にも貢献し、独裁政治を行なうが。息子ヒッピアスが悪政 僭主=tyrant(暴君)

クレイステネスの改革:オストラシズム(陶辺追放)6000票で10年追放

部族制を改変して貴族の政治基盤を打破(民主政の基礎)

古来の血縁的な四部族制から、大貴族の基盤を崩す目的でデモス(区)別の十部族制へ改変し、各50人代表が

出る500人評議会を開設。

1 王政2 貴族政3 財産政4 僭主5 民主

 スパルタ

  ドーリアが先住民を征服して建設 農業国 

  伝説的な立法者リュクルゴスによる軍国的・鎖国的な制度

少数の市民がペリオイコイ(周辺民)とヘイロータイ(奴隷)を支配

 ペルシア戦争(前500~前449) 

イオニア植民市(ミレトス中心)のアケメネス朝ペルシアへの反乱

アテネが同郷人として反乱を支援したことが攻める口実に

第一回 嵐で退却 (ダレイオス1世)

第二回 マラトンの戦い(前490)アテネがダレイオス1世破る

                  将軍ミルティアデスの指揮、プラタイアが援軍 スパルタ出撃せず

第三回 テルモピレイの戦い スパルタ・レオニダス王軍玉砕 

サラミスの海戦(前480テミストクレスが指揮 

…フェニキア人を主力とするペルシア軍を破る。無産市民が漕ぎ手として活躍

プラタイアの戦い(前479)アテネ・スパルタ連合に敗北

      第三回ペルシア戦争はクセルクセス1世がペルシア王だった

  ペルシアの再来に備えてデロス同盟を結成 アテネが盟主となる

 アテネ民主政の完成

  将軍ペリクレス…前443~前429 アテネ全盛期(ペリクレス時代)

  民会が最高機関 すべての成年(18歳以上)男子市民が参加

  奴隷・女性・在留外国人に参政権はなし、官職は抽選。将軍のみ選挙。 

  パルテノン神殿(デロス同盟の資金を流用する)

 ポリス社会の衰退

デロス同盟に対抗し、スパルタはペロポネソス同盟を結成

ペロポネソス戦争勃発(前431)疫病の流行でアテネでペリクレス死

    衆愚政治へと陥る=扇動政治家(デマゴーゴス)による政治腐敗

    スパルタも政治力なし

テーベが一時的に台頭(レウクトラの戦い 前371)

→慢性化したポリス間の抗争で国土は荒廃、貨幣経済は貧富の差を拡大

→傭兵主体、市民が自衛する原則が崩壊→ポリス社会全体の変質と弱体化