2009全国社会人サッカー選手権 関東予選決勝 【詳細】 | 大学からJリーグ参入を目指す WASEDA UNITED社長のブログ

2009全国社会人サッカー選手権 関東予選決勝 【詳細】

2009全国社会人サッカー選手権 関東予選決勝

vs 日立栃木UVA.SC @鹿沼市自然の森サッカー場(40分ハーフ)
前半1-1 (小貫) 
後半0-3

【スタメン】

    小貫  小山

門田  加藤 吉村 大成

森永 佐藤貴 西村 阿部

       霜田

【リザーブ】 一政、トンプソン、山中、木下、田中、小橋、金田
【スタッフ】 岩崎、濱中、佐藤靖、大内、村山
交代: 小山→トンプソン、大成→金田、森永→田中

【コメント】
この試合に勝てば全国の舞台に立てる。
試合前からメンバーの雰囲気もすごく良かったです。

前半は早い時間帯に先制点を奪われるも、前半中盤に小貫の個人技で同点ゴールで追い付きます。
その後は、一進一退の攻防が続くも、早稲田ユナイテッドは自分達のやるべき「シンプルなサッカー」でゲームをコントロールできていたように思います。

一転して、後半に入ると徐々に地力の差が見えるようになってきました。
前半のリズムも相手の「個の強さ」に消される場面が増えてきます。
ルーズボールの競り合い、セカンドボールの競り合い、1対1の勝負。
徐々に押し込まれる時間帯が増えてきました。

それは、練習量の差であったり、JリーグやJFLの舞台で戦った選手達の経験の差が現れたのかもしれません。後半残り20分まで続いた均衡状態も、ついにミドルシュートで破られてしまいます。

押し込まれる時間帯が続く中で1点のビハインド(スコア1-2)となりました。
後半も残り時間10分を切る状況・・・・・・・・
このままいけば、全社への出場権が無くなってしまう。
負ければ1点差であろうが、2点差であろうが同じ。

後半残り10分を切った時点で、FWを3枚にして得点を奪いに行くことにしました。
しかし、関東リーグ王者はなかなか隙をあたえてくれません。
逆に、こちらの経験不足や個の力の「隙」を突かれ、立て続けに2点を奪われてしまいました。

そして終了のホイッスル・・・・・・
完敗でした。
昨年末に、国学院久我山高校や東京ヴェルディYなどと試合をした時に感じた、「組織の総合力の差」をここでも再び痛感したように思えました。

個の力、練習量の差、練習環境の差、組織基盤の差。
試合で負けたという以前に、まさにクラブ運営の土台で圧倒的な差をつけられていたように思います。

選手は120%の力で戦ってくれました。
理想とするサッカーにもどんどん近付いてくれています。
何も文句のつけようがありません。

そうなると、問題はやはり僕らクラブ運営側にあるということです。
もし、来年ここにもう一度戻って来れることがあるのなら、次はクラブ運営も含め「組織の総合力」をもう一段レベルアップさせた状態で再挑戦したと思います。



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