P128
うたがわしきはばっせず【疑わしきは罰せず】
用例「あの日、上司が真剣に説明を聞いてくれさえすれば、わさん先生はあの事件に巻き込まれることはなかったのだ」
うたざいもん【歌祭文】
祭文を大辞林四版で読むと「祭りのとき、神に奉ることば。祝詞(のりと)」とある。わかりやすい。文字数を多く割ける中型辞典のほうが詳しい。

同じく歌祭文を大辞林四版で読むと本当によく分かる。

江戸時代の俗謡の一。芸能化した祭文で、浪花節(なにわぶし)の源流。初め山伏が錫杖(しゃくじょう)を振り法螺貝(ほらがい)を吹いて神仏の霊験などを語ったが、のちには三味線の伴奏で市井の事件などをいち早く読み込み、その伝播でんぱの役も果たした。でろれん祭文。祭文節。→祭文

おもしろいから大辞林四版で「でろれん祭文」も読んでみた。

門付かどづけの一。ほら貝を吹き、短い錫杖(しゃくじょう)を鳴らしながら説教祭文を語るもの。合の手に「でろれん、でろれん」と錫杖の音を入れるのでいう。明治中期頃まで行われた。

三現新も小型辞典としては、とてもわかりやすく書いている。

江戸時代の俗曲(ぞっきょく)の一つ。祭りのとき神に告げる祭文(さいもん)が娯楽化したもの。三味線(しゃみせん)に合わせて世間のできごとを歌った。祭文節(さいもんぶし)。[浪花節(なにわぶし)の前身]
うたてし
古語で「いやだ。なげかわしい」の意。現在居住地方面で使われる「うだでえ」(たぶん共通語では「うたたい」か)は、この古語のなごりか。
P130
うちでのこづち【打ち出の小づち】〘打ち出の小槌〙
本日、金属ゴミの回収日に廃棄したchromebookを打ち出したい。
P131
うちまたごうやく【内股膏薬】
内股膏薬の人って政治家に多いよね。