こんばんは。



広報 多々納(HAL)です。







昨日は、とても貴重な時間を過ごさせていただきました!!!


















みなさん、これ、何か分かりますか??









$邦楽合奏団わさび 徒然日記









板に、1本だけ糸が張ってある、とっても簡素な楽器。。。





「須磨琴」という、とっても珍しい楽器です。













以前、仕事でお客様のお宅にお邪魔した際に、



私が「筝を演奏するんです。」という話をしたんです。




そうしたらそのお客様が、



「私、コトを演奏する人知ってるよ!!是非あなたに会わせたい!!!」と。




そして、昨日の夕方、その方とお客様のお宅でご対面。










「十三絃ですか??十七絃ですか?」



「えぇ、一応両方どちらもしています。どちらをなさるんですか?」



「わたしねぇ、一絃なんですよ。」




























えっ?????????










脳内は若干のパニックに(笑)









えぇ、かつて、宮城道雄師は、八十絃筝なんてモノも開発されていらっしゃいますから、少々の本数では

驚きゃしませんよ!!!






でも、待って!!!いいいいいいい1本だけ?!?!?!









写真を見せていただき、なんとなくぼんやりと記憶が蘇ります。







(そういえば、1本だけの琴があるって、なんとなく聞いたことがあったなぁ・・・)
















2つの爪を指につけ、押さえる位置で音程を変える。

歌と一緒に演奏をします。




この「須磨琴」、
在原業平の兄である在原行平が平安時代、文徳天皇時に須磨に流された際、寂しさを紛らわすために、
浜辺に流れ着いた木片から、後に須磨琴と呼ばれる一絃琴を製作した。
とう説があるそうです。








ひょんなご縁から今回、たくさんお話をさせていただきました。

着付けも自分でなさる、とってもステキな方でした☆★




「日本の伝統芸能を、若い世代の自分たちがやらないで誰がやる!」といった熱い心に、
私も感激いたしました。



私たちも、ただ好き勝手に演奏をしているんだけど、
少しでも多くの人が、和楽器や伝統芸能に興味を持っていただけたら嬉しいなぁ、と思います。





よしっ、私もこれから気合いを入れなおしてがんばろっ!!!!!







ではでは、今日はこの辺で!!