コレは司馬遼太郎の世界観、司馬史観じゃないね。
ボクの原作で好きな場面無かったしね。
チラッとそれらしいトコは別なシーンで作ってはあったけどね。
20代でこの原作は読んでるボクです。内容バッチリ憶えてるワケではないけども、全然小説から離れてる原田眞人の土方歳三で新選組だと思う。
同じ原田ー岡田コンビの関ヶ原が原作に近かったのに、なんでコレは?って印象です。
148分で土方の10代くらいから死までを描くのはアチコチ端折っていくのはしかたないとは思うけど歴史好きじゃないと追いついていけないんじゃないかな?とは思う流し方だと思うな。
土方が五稜郭でそれまでの成り行きを語る型で物語が綴られるが、土方がそんな振り返りとかするかな?って話なんだよね。
その際に西暦で年号語っちゃうんが違和感だしね、、。
でももう少し
歴史オンチにはわかりにくく、歴史好きには不満残る作品に残念ながらなってたと思います。
一番残念だったんは山南の配役と描き方でした。
かなりイメージ違う山南でしたからねぇ!
堺雅人くんのイメージ持ってる人はガッカリするでしょう。
最後に池田屋も五稜郭の戦いも迫力あるシーンだった事だけは褒めときましょう。