単純構造 | ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

〝可憐な花々に囲まれた心温まるお葬式〟をモットーに、日々お客様のために頑張っております葬儀社ウォームハート・・・の社長、人呼んで「葬儀屋ナベちゃん」です。 毎日の仕事や、人・映画・書籍等との出会いの中で感じたことなどを徒然なるままに綴ってまいります。


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時々〝反社会的勢力〟即ち暴力団員が抗争で拳銃を市街地でぶっ放す事件が起きますが、その時によく耳にするのが〝トカレフ〟という単語。

これは拳銃の名称なのですが、今日はこのピストルの生みの親

 

 フョードル・ヴァシーリエヴィチ・トカレフ
         Fedor Vasilievich Tokarev

の命日・没後50周年にあたります。


        

 

トカレフは、1871年にエゴルリークスカヤというコサックの集落で生まれたロシア人。

17歳の時に軍の職業訓練学校に入学後、一貫して兵器製造技術畑を歩んだ彼は、自動
小銃を含め多数の銃器を設計・開発しましたが、最も有名かつ多用されたのがトカレフ(TT-1930/33)でした。

 

1920年代のソ連で使用されていた軍用拳銃は 『ナガン・リボルバー』でしたが、これは大型で重く、更に構造が複雑で生産性が悪かったそうな。

そこでソ連陸軍が1928年から軍用自動拳銃の開発トライアルを実施し、これを受けてトカレフが設計したのが、〝TT-1930〟。

 

更に改良を加えソ連軍が1933年に正式採用したのが〝TT-33〟でした。

       

                  
 TT-33


とは言え、この拳銃は彼のオリジナル設計というわけではなく、1911~85年までアメリカ軍が正式採用し第一・二次世界大戦や朝鮮戦争・ベトナム戦争で使用されていた(※日本ではコルト・ガバメントと呼ばれる)〝コルトM1911(nineteen-eleven )〟のメカニズムを数多く取り入れた・・・まァ、簡単に言えばバクッています。

       

                 コルトM1911   


画像を見比べていただければお分かりのように、トカレフはコルトとよく似ています。

 

しかし構造はトカレフの方がより単純で部品数が少ないのだそうな。

その改造を行った理由は、気温。

アメリカと違い、極寒のソビエトでは故障が起きやすいため、できる限り単純構造の方が良いのです。

そしてもうひとつ、大きな特徴が。
それは、安全装置がないこと。

皆さんもご存じのように、大抵の銃には安全装置がついており、それによって暴発を防ぐのですが、それを外してしまったのです。

使用するのが訓練を受けた軍人だから大丈夫・・・ってことなんでしょうが、過去にアメリカで銃を撃った経験がある私でも、怖くてそんな銃は手にしたいと思いません。

ちょっとしたはずみで自分の足とか撃っちゃいそうで・・・。ダメだぁ顔

 

このトカレフは1950年代までソ連軍の主力として使われました。

では、日本で時々発砲事件で使われているのは、そんな古い銃の横流し品なのか?

さすがにそんなことはなく、それらは支那等でライセンスもしくはコピー生産・密輸されたもの。

安全装置がない支那製の銃・・・聞いただけで、危なそう。
うー

しかし、こんな武器を開発して1968年6月7日に96歳で大往生を遂げたトカレフ氏は、70歳の時に 『社会主義労働英雄賞』 を授与されています。

1人殺せば殺人犯なのに、何十万人も殺す武器を開発すれば英雄・・・

日本人には理解できないことですが、残念ながらそれが世界の常識なのです。

 

 

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