ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

〝可憐な花々に囲まれた心温まるお葬式〟をモットーに、日々お客様のために頑張っております葬儀社ウォームハート・・・の社長、人呼んで「葬儀屋ナベちゃん」です。 毎日の仕事や、人・映画・書籍等との出会いの中で感じたことなどを徒然なるままに綴ってまいります。


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早速ですが、皆さんに簡単なクイズをひとつ・・・今日のタイトル

“ japanの意味は?

 

「アホかっ、そんなの日本に決まってるでしょうが!」 

 

なんて怒られそうですが、実はブ~ッ。 それは“Japan ”。 

 

小文字で始まるのは〝漆(器)〟なんです。 

そして今日・11月13日は、その

 

 うるしの日

 

国名が付けられるほど日本を代表する工芸品である漆の技術については、平安時代初期・・・惟喬親王が京都・法輪寺に参籠して虚空蔵菩薩から教示されて完成したとされ、その参籠の満願の日と伝えられる11月13日を記念日としたとか。

※ただし、北海道・南茅部町の『垣ノ島B遺跡』から約9,000年前の縄文時代前期の漆器が見つかったことで、これが現在世界最古の漆器であると確認されています。

 

ウルシノキ等から採取された樹液から作られる漆は、熱・湿気・酸・アルカリに強く防虫効果もあることから、食器・家具に多く利用されます。

 

       

 

京漆器や輪島塗のお椀とお箸で味噌汁や煮物をいただくと、「日本人に生まれて良かったァ!」 なんてホッとする気持ちになるのは、私だけでしょうか?

 

・・・って、普段使っているのは、そんな高級品じゃないですけどネ。

我が葬儀業界にも〝漆塗(調)の棺〟なんてのがあるんですョ。


さて、あまたある漆製品ですが、個人的に思い出深いのは損保時代に転勤した青森で出会った、津軽塗

 

それまで漆塗というと、黒とか赤のシンプルな物しか知らなかった私は、青森で初めて見た津軽塗の独特の紋様に魅入られてしまいました。

       

津軽塗の始まりは江戸時代中期、弘前藩第4代藩主・津軽信政公(1646~1710)の治世の頃といわれています。

 

信政公は津軽の産業を育成するため、全国から多くの職人・技術者を弘前に招きましたが、その中に若狭国(現・福井県)から来た池田源兵衛という塗師がいました。

 

彼が1685(貞享2)年に江戸に上り、塗師・青海太郎左衛門に入門。
翌年彼は客死したものの、その子・源太郎が父の遺志を継いで修行に励み、後に青海源兵衛と名乗り、会得した技法を津軽の地で生み出したのが、津軽塗のルーツだとか。

そして1873(明治6)年に開催されたウィーン万博に、青森県は 『津軽塗』 の名で漆器を出品し賞を受けていこう、『津軽塗』 が広く知られるように。

約50もの工程を経て完成するこの技法には、唐塗・七々子塗・紋紗塗・錦塗の4種類があり、現在青森県唯一の経済産業大臣指定伝統工芸品に指定されています。

我が家にも、当時購入した茶托等いくつかの津軽塗が・・・。

 

最近は外食やテイクアウトの食品を利用する方が増え、発泡スチロールの器に盛られた食材を割り箸で食べる機会が多いと思います。
 

でも私は、少なくとも子供にはしっかりとしたお椀や箸を毎食使って欲しいのです。

それこそが、〝食育〟の第一歩だと思うから。

津軽塗のお箸、滑りにくくて使い心地イイですョ。

      

この津軽塗に興味が湧いた方は、拙ブログの読者である 『漆工房 牧門堂』 さんのHPをご覧になってみてください。(↓)

           http://www.bokumondoh.com/

 

 

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